新型「メルセデス・マイバッハSクラス」が日本デビュー|Mercedes-Maybach
CAR / NEWS
2021年7月6日

新型「メルセデス・マイバッハSクラス」が日本デビュー|Mercedes-Maybach

Sクラスよりもさらに静粛性が高められたインテリア

インテリアは、デジタルとアナログとラグジュアリーの融合と調和が図られていて、先進技術の象徴ともいうべき大型有機ELメディアディスプレイと高級素材や精巧なクラフツマンシップが、独特で上質な室内空間を作り上げている。
12.3インチのコックピットディスプレイの表示モード「マイバッハ」では、メルセデス・マイバッハのステータスをアピールするブランドカラーのローズゴールドが、メーターの周囲と指針にあしらわれる。システム始動時には、コクピットディスプレイとメディアディスプレイに専用のアニメーションが表示される。アンビエントライトには新たにメルセデス・マイバッハ Sクラス専用の「ローズゴールド ホワイト」と「アメジストグロー」の2色が加わった。
また、シートは新型Sクラスを踏襲した上で、ダイヤモンドパターンとダブルシームを加え、前席バックレストの背面は上質なウッドパネルとアンビエントライトを採用し、高級家具のような雰囲気を醸し出している。ファーストクラスパッケージ(4人乗り仕様) を選択した場合は、後席を包み込むようにインテリアウッドトリムが配置され、高級感がアップする。
さらに、アクセルペダルとブレーキペダル、ヘッドレストクッション、フロントシートバックレストにはマイバッハブランドのエンブレムがあしらわれ、ステアリングホイールやイルミネーテッドステップカバーには「MAYBACH」の文字が刻まれる。
後席左右のエグゼクティブシートは座面とバックレストを別々に調整することができ、バックレストのリクライニング角度は最大43.5度、最も起こした角度は 19度に設定。助手席のバックレストは改良型のヘッドレストにより従来よりもさらに前方へ26度倒れるようになり、後席から前方への視界が広がった。フットレストを助手席側背面に、レッグレストを左右後席下にそれぞれ設け、両方を使うと体のほぼ全体を支える快適なリクライニングポジションになる。レッグレストは調整範囲が従来と比べて約50mm拡大し、新たにふくらはぎのリラクゼーション機能を備えた。
また、4人乗り仕様のファーストクラスパッケージでは、後席が左右独立シートとなり、クーリングボックス、格納式テーブルやシャンパングラスが装備される。
後席ドアに電動開閉機能を標準装備として採用。これにより大きく重いリアドアは、傾斜のある路面でも容易に開閉することができる。
高い静粛性を実現した新型Sクラスに加えて、リアホイールハウス周辺部に発泡吸音材を追加し、Cピラーのクォーターライトに使用する合わせガラスの厚みを増し、さらにノイズ軽減タイヤを採用するなど、追加のノイズ低減技術を採用。 アクティブノイズキャンセレーション機能を使用することで、さらに静かな 室内空間とすることに成功した。
さらに、サスペンションやパワートレインのセッティングを切り替えることが可能な DINAMIC SELECTには、新たに「Comfort」モードよりさらに快適性を重視した 「MAYBACH」モードが設定できる。
39 件
                      
Photo Gallery