Volkswagen Scirocco TSI|2.0TSI 一部変更
CAR / NEWS
2015年3月31日

Volkswagen Scirocco TSI|2.0TSI 一部変更

Volkswagen Scirocco TSI|フォルクスワーゲン シロッコ 2.0TSI

シロッコ、仕様と装備を一部変更し発売

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、スポーツクーペ「シロッコ」の仕様、装備をマイナーチェンジし、9月15日より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始した。

Text by OPENERS

価格改定の「TSI」と装備拡充の「2.0TSI」

2008年の復活以来、1500台以上を販売しているクーペモデル「シロッコ」。このたびフォルクスワーゲンは展開している2モデル「TSI」「2.0TSI」それぞれにことなった変更を適用した。

まず1.4リッターツインチャージャーTSIエンジンを搭載するシロッコTSIは平成17年自動車排出ガス規制の基準、75パーセントの低減をクリアし、4ツ星を獲得。そして平成22年度、燃料消費率15.4km/ℓ、燃費基準値+15パーセントを達成し、国土交通省からの認可をうけ「エコカー減税」の対象になった。それにくわえ、ナビゲーションシステムをオプション化し、装備の見直しによる売値引き下げを図り、44万円の減価、販売価格348万円と驚きの改定となった。

Volkswagen Scirocco TSI|2.0TSI マイナーチェンジ photo02

Volkswagen Scirocco TSI|2.0TSI マイナーチェンジ photo03

モビリティタイヤ

一方の2.0TSIには、リアビューイングカメラ「Rear Assist」が標準装備としてくわえられた。それによって3万円の上乗せと若干の価格上昇がみられる。

また、このたびの変更でモビリティタイヤが標準装備され耐久性にも配慮がなされている。これは今後シロッコ、パサートの各モデルに適用される予定のタイヤで、トレッド内側に特殊高分子ポリマーが塗布されている。その素材の粘着特性を利用することで、突起物が貫通したときに直径5mmまでであれば瞬時にふさがるというのが特徴。
そのぶんの価格の変更はとくにないということだ。

値段の改定、走行中の安心感の向上により、もともとシェアの高かった40~50代より下の世代にもさらに手が届きやすいモデルとなったといえる。

080507_eac_spec
Volkswagen|フォルクスワーゲン Scirocco TSI
ボディ|4,255 × 1,810 × 1,410mm
エンジン|直列4気筒(DOHC ICつきターボ+スーパーチャージャー)
最大出力|118kW[160ps]
最大トルク|240Nm[24.5kgm]
トランスミッション|7速DSG
燃料消費率|15.4km/ℓ
価格|348万円
※オプション(TSIのみ)|RNS 510(HDDナビゲーション)|26万2500円

Volkswagen|フォルクスワーゲン Scirocco 2.0TSI
ボディ|4,255 × 1,810 × 1,410mm
エンジン|直列4気筒(DOHC ICつきターボ)
最大出力|155kW[211ps]
最大トルク|280Nm[28.6kgm]
トランスミッション|6速DSG
燃料消費率|13km/ℓ
価格|460万円

フォルクスワーゲン カスタマーセンター
0120-993-199

           
Photo Gallery