ポルシェ カイエンに「Sクーペ」を追加|Porsche
Porsche Cayenne S Coupe|ポルシェ カイエン Sクーペ
カイエン クーペの中間モデルとなる「Sクーペ」を追加
ポルシェAGは、SUV「カイエン クーペ」に新グレードでミドルレンジとなる2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載する「Sクーペ」を追加すると発表した。
Text by YANAKA Tomomi
2.9リッターV6エンジンはセンター ターボレイアウトを採用
今年3月に発表された、スポーティなスタイリングが特徴のカイエン クーペに新モデルが追加。モデルバリエーションが強化された。
投入されたのは2.9リッターツインターボエンジンの「カイエン Sクーペ」。これまでの3.0リッターエンジンが250kW(340ps)を発生する「カイエン クーペ」と、404kW(550ps)を発生する4.0リッターの「カイエン ターボ クーペ」の中間に位置する。
Sクーペに搭載される2.9リッターV6ツインターボエンジンは最高出力324kW(440ps)、最大トルク550Nmを発生。最高速度は263km/hとなり、0-100km/h加速は標準装備のスポーツ クロノ パッケージにより5秒を記録。さらにオプションのライトウェイト スポーツ パッケージを装着すると4.9秒になるという。
エンジンでは、2つのターボチャージャーをV型シリンダーの中央に配置。そうすることで、エンジンはよりコンパクトとなり、車両の重心を低くできるため、横方向のダイナミクスも向上。燃焼室とターボチャージャーを繋ぐ排気経路が短くなることで自然なエンジンレスポンスと素早い加速ができるようになったとポルシェでは謳う。
このほかにカイエン Sクーペではパワーステアリング プラスや20インチ アルミホイール、パークアシスト、サラウンドビュー カメラやポルシェ アクティブ サスペンション マネジメント システム(PASM)が標準装備される。
価格や日本上陸の時期などは未定。さらなる詳細を待ちたい。
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