6代目にフルモデルチェンジしたポロが日本上陸|Volkswagen
Volkswagen Polo|フォルクスワーゲン ポロ
6代目にフルモデルチェンジしたポロが日本上陸
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは3月20日(火)、コンパクトハッチバック「ポロ」を8年ぶりにフルモデルチェンジし、販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
プラットフォームとエンジンなどを刷新
昨年夏にヨーロッパでフルモデルチェンジした6代目ポロがついに日本に上陸した。
今回のリニューアルでは、プラットフォームやエンジンなども刷新。プラットフォームは、フォルクスワーゲン グループがコンパクトモデル用に新たに開発した「MQB」を採用した。
ボディサイズは、全長4,060×全幅1,750×全高1,450mmと一回り大きくなり、ワイド&ローのスタイリングを実現。なかでもホイールベースは80mmストレッチし、2,550mmに。居住空間を広げるとともに、ラゲージルームが最大351リッターと71リッターもの拡大に貢献している。
ホイールベースが拡大することで、同時に前後のオーバーハングが短くなり、エクステリアはよりスポーティさを強調。ボンネットには2本のラインがアクセントとなり、サイドの上下を走るキャラクターラインはより低重心に、スポーティに見せる効果を持つ。
エンジンもこれまでの1.2リッター4気筒ターボから1.0リッター3気筒ターボに変更。しかし、最高出力は70kW(95ps)、最大トルクも175Nm(17.9kgm)とよりパワフルになった。トランスミッションは7段DSGが組み合わされる。
インテリアは、ドライバーからよく見える水平基調のダッシュボードやコックピットレイアウトを採用。ドアにある窓のラインとコックピットが一体につながったようなデザインが特徴だ。
インフォテイメントシステムは新世代の「ディスカバー プロ」をポロに初採用。8インチのスクリーンにセンターボタンとダイヤルを搭載。文字入力とともに音声入力も可能で、インターネット検索のように「軽井沢 ランチ」などと入力するだけで、適した情報を得られる。このほかにも駐車場検索での満空情報や、ガソリンスタンドの料金情報なども入手できるという。
安全装備も「ゴルフ」や「パサート」クラスと同等の安全システムが与えられている。プリクラクラッシュブレーキシステムなどを備えるほか、上級グレードのハイラインでは、アダプティブクルーズコントロールも標準装備する。
ボディカラーはエナジェティックオレンジメタリックやリーフブルーメタリックなど新色4色を含む8色を展開。
価格は装備によって異なり、エントリーグレードのトレンドラインが209万8,000円、中級のコンフォートラインが229万9,000円、上級のハイラインが265万円となる。
Volkswagen Polo|フォルクスワーゲン ポロ
ボディサイズ|全長 4,060 × 全幅 1,750 × 全高 1,450 mm
ホイールベース|2,550 mm
車両重量|1,160 kg
エンジン|999cc 直列3気筒DOHCターボ
最高出力|70 kW(95 ps)/5,000-5,500 rpm
最大トルク|175 Nm(17.9 kgm)/2,000-3,500 rpm
トランスミッション|7段AT(DSG)
サスペンション前|マクファーソンストラット
サスペンション後|トレーリングアーム
ブレーキ前|ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後|ドラム
タイヤ|(TSIトレンドライン)(TSIコンフォートライン)185/65R15
(TSIハイライン)195/55R16
最小回転半径|5.1メートル
定員|5人
燃料タンク容量|40 ℓ
燃費(JC08モード)|19.1 km/ℓ
価格|(TSIトレンドライン)209万8,000円
(TSIコンフォートライン)229万9,000円
(TSIハイライン)265万円