ジュネーブでポルシェ911GT3 RSを初公開|Porche
Porsche 911 GT3 RS|ポルシェ 911 GT3 RS
ジュネーブでポルシェ911GT3 RSを初公開
4リッター自然吸気エンジンの「911 GT3 RS」
ポルシェは3月6日に開幕するジュネーブモーターショーでハイパフォーマンスカー「911 GT3 RS」をワールドプレミアするとともに、1年以内に発売すると発表した。
Text by YANAKA Tomomi
1年以内に発売され、公道の走行も可能
ポルシェの最高峰モデルでモータースポーツ向けの「911 GT3」をベースにした新型モデル「911 GT3 RS」の登場がアナウンスされた。「911 GT3 RS」は「911 GT3」「911 GT2 RS」につづき、ポルシェのGTスポーツカーとして3台目の公道走行可能モデルとなる。
シャシーはポルシェのモータースポーツ部門がチューニング。パワーユニットは、4リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンで、最高出力は「911 GT3」より15kW(20ps)アップした383kW(520ps)/9,000rpmを発生。7段PDKトランスミッションが組み合わされ、0-100km/h加速は3.2秒、最高時速は312km/hに達するという。
固定式リアスポイラーを備え、ワイドなボディデザインはエアロダイナミクスにもとづいて設計。足元はフロントに20インチ、リアには21インチの軽量ホイールを装着するほか、オプションとしてさらに軽量のマグネシウムホイールも用意。このほかにもシャシーやインテリア、エクステリアにカーボン部品を用いるヴァイザッハパッケージも用意され、最軽量構成にすると重量は1,430kgとなる。
インテリアには、カーボン製フルバケットシートが与えられ、外観と同様、レーシング仕様に。またポルシェの現行GTスポーツカー同様、無償オプションとしてクラブスポーツパッケージを用意。ロールオーバーバーや手動式の消化器、バッテリー切断スイッチ用アダプター、6点シートベルトなど本格的なサーキット走行に求められる装備が含まれる。
価格などは未定。3月6日(火)に開幕するジュネーブモーターショーで発表される。