パナメーラ スポーツツーリスモにターボとハイブリッドの新モデル|Porsche
Porsche Panamera Turbo S E-Hybrid Sport Turismo
ポルシェ パナメーラ ターボ S E-ハイブリッド スポーツツーリスモ
パナメーラ スポーツツーリスモにターボS Eハイブリッド
ポルシェは、3月にワールドプレミアを果たしたシューティングブレークモデル「パナメーラ スポーツツーリスモ」に、ターボとモーターを組み合わせた最もパワフルな「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモ」を追加する。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
圧倒的な加速と好燃費の両立
ポルシェの最新モデル「パナメーラ スポーツツーリスモ」に、ターボとハイブリッドを組み合わせた最強モデル「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモ」が登場した。
パワートレーンは、最高出力404kw(550ps)を発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンに、最高出力100kW(136ps)を得るモーターを組み合わせ、システム最高出力500kW(680ps)を誇る。最大トルクはわずか1,400rpmから850Nmを発生する。
ポルシェのハイブリッドスーパーカー「918スパイダー」から受け継がれたというブーストプログラムにより制御されたこの大きなパワーは、デュアルクラッチの8段PDKを介して、ポルシェ トラクション マネジメント システム(PTM)に伝えられ、4輪を駆動する。結果として、0-100km/h加速はわずか3.4秒、0-200km/h加速でも8.5秒で到達する。最高速度は310km/hとなる。
その一方、新欧州ドライビングサイクル(NEDC)における燃費は、わずか3.0ℓ/100km(およそ33.3km/ℓ)と、プラグインハイブリッドらしいスペックを誇る。搭載されるバッテリーは容量14.1kWhのリチウムイン蓄電池で、モーターのみでの走行も、距離にして約49km、最高速度140km/hまで可能。コンセントからの充電には設備によって2.4-6.0時間かかる。
Porsche Panamera Turbo S E-Hybrid Sport Turismo
ポルシェ パナメーラ ターボ S E-ハイブリッド スポーツツーリスモ
パナメーラ スポーツツーリスモにターボS Eハイブリッド (2)
3段階で切り替わるアクティブ リア スポイラーを装備
パナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモは、パナメーラ スポーツのトップモデルとして、デジタル表示のポルシェ アドバンスト コックピット、アダプティブ クルーズ コントロール、リア アクスル ステアリングなど多くの装備が標準で採用される。また、ルーフスポイラーは条件に応じて角度が切り替わり、標準の-7度、高速走行時時の+1度、パノラミック スライディング ルーフ解放時に巻き込みを減らす+26度と、3つポジションが用意される。
このほか、ポルシェ トルク ベクトリング プラス(PTV Plus)、ポルシェ ダイナミック シャシー コントロールシステム スポーツ(PDCCスポーツ)、ポルシェ セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)、911ターボデザインの21インチホイール、パワーステアリング プラス、スポーツクロノパッケージ、および補助エアコンが標準装備となる。
このようなハイパフォーマンスを発揮しながら、スポーツツーリスモの利便性は損なわれておらず、パナメーラよりも高い後席のヘッドルームや、標準で425リッター、40:20:40分割リアシートを倒せば最大1,295リッターを確保するラゲッジスペースを備える。
ポルシェ カスタマーケアセンター
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