アウディ、大型クーペスタイルのEVコンセプトを発表|Audi
Audi e-tron Sportback concept|アウディ eトロン スポーツバック コンセプト
アウディ、大型クーペスタイルのEVコンセプトを発表
アウディは、上海モーターショーでGTスタイルの電気自動車(EV)コンセプト モデル「eトロン スポーツバック コンセプト」を発表。2019年から生産開始されるという。
Text by YANAKA Tomomi
2019年から生産開始を予定
アウディで2車種目となるEVコンセプト「eトロン スポーツバック コンセプト」がワールドプレミアされた。アウディのEV第1号「eトロン」は、2015年のフランクフルトモーターショーで「eトロン クワトロ コンセプト」として発表され、2018年には生産開始が予定されている。
大型クーペともいえる「eトロン スポーツバック コンセプト」のボディサイズは、全長4.9×全幅1.98×全高1.53メートル。4ドアモデルで「A7」に近しいサイズとなり、足元は大径の23インチホイールを装着する。
駆動方式はアウディがEV生産モデルに採用を予定している構成をそのまま搭載。フロントアスクルにひとつ、リヤアスクルに2つの電気モーターを設置し、アウディの特徴の一つである四輪駆動(クアトロ)仕様となっている。
この3個のモーター合計で最高出力320kW、ブースト時には370kWを発生。0-100km/h加速は4.5秒を記録する。電源として、95kWhの水冷式リチウム イオン バッテリーを搭載し、新欧州計測値(NEDC)で500kmを超える航続距離も可能だという。
明るく演出された室内では、昼夜を問わず最適な視認性を実現するLEDユニットを採用。さらにLEDとマイクロミラーを組み合わせた表面によりさまざまなアニメーションの動きや光のサインを表現することが可能となり、周囲とのコミュニケーションが可能になるとアウディでは謳う。
このほかにもサイドミラーを廃止して、代わりに小さなカメラをボディの両側に装着。ドアに設置された専用ディスプレイに映し出すことで、空気抵抗と風切り音、死角を低減させる効果が期待でき、このシステムも将来生産モデルに採用が予定されいるという。
この「eトロン スポーツバック コンセプト」も、市販化が前提となっており、2019年に生産が開始される予定だ。
アウディ コミュニケーションセンター
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