Eクラスセダンに特別仕様車が登場|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz E-Class|メルセデス・ベンツ Eクラス
Eクラスセダンに特別仕様車「Limited」が登場
メルセデス・ベンツ日本は、同社のアッパーミドルセダンであるEクラスに、「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE Limited」と「E 350 BlueTEC AVANTGARDE Limited」、ふたつの特別限定車を追加。販売を開始した。
Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)
AMGスポーツパッケージをまとって登場
メルセデス・ベンツ日本から販売が開始された特別仕様車の「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE Limited」と「E 350 BlueTEC AVANTGARDE Limited」は、3.5リッターのV型6気筒ガソリンエンジンを搭載した「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE」と、3リッターV型6気筒ディーゼルエンジンを搭載した「E 350 BlueTEC AVANTGARDE」をベースに、「AMGスポーツパッケージ」と「レーダーセーフティーパッケージ」を装着した限定車だ。
「AMGスポーツパッケージ」の内容はエクステリアはベースグレードとは異なる形状の、アンダースポイラーを内蔵したフロントとリヤのバンパーや、大型のサイドスカートを装着し、さらに18インチのAMGアルミホイール、ドリルドベンチレーテッドディスクやメルセデス・ベンツロゴの入った専用ブレーキキャリパーが奢られるなど、よりスポーティな姿へと変身している。インテリアではAMGのスポーツステアリングとホワイトステッチの入ったブラックのAMGスポーツシート、ステンレスのフットペダルと専用フロアマットが標準装備となっている。
「レーダーセーフティーパッケージ」は5つのレーダーセンサーと1つのカメラをもちいたの安全運転支援システムで、前方衝突の危険性を検知した際に自動緊急ブレーキを作動させる「PRE-SAFEブレーキ」や、渋滞時に前方の車両との距離を常に一定に保ち、場合によっては時速0km/hまで減速、停止する渋滞追従システムである「ディストロニック・プラス」、車線変更時などに車両の斜め後方の死角エリアを監視し、後続車両との衝突の危険を察知すると、各輪独立制御の自動ブレーキによりコースを修正し、衝突を回避する「アクティブブラインドスポットアシスト」、走行している車線をはずれるとハンドルを振動させて警告を発し、もとの車線に自動的に戻そうとする「アクティブレーンキーピングアシスト」、急ブレーキ時のブレーキ踏力をアシストする「BASプラス」、純正オプションのチャイルドセーフティシートを助手席に装着すると、自動的に助手席エアバックの作動をキャンセルする「チャイルドセーフティシートセンサー」などがセットの内容だ。
「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE Limited」と「E 350 BlueTEC AVANTGARDE Limited」はともに右ハンドルの設定で、ボディカラーはいずれも「カルサイトホワイト」のみ。組み合わされるインテリアカラーもブラック(インテリアトリムはブラックアッシュウッド)のみとなる。
価格は「E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE Limited」が735万円で、限定台数は250台。「E 350 BlueTEC AVANTGARDE Limited」810万円で、こちらの限定台数は50台だ。