A6アバント日本発売|AUDI
Audi A6 Avant|アウディ A6 アバント
新型A6アバント日本発売
アウディ ジャパンは2011年8月に日本でも発表済みの新型「A6」につづいて、ステーションワゴン「A6アバント」を発表。2月下旬から販売するとアナウンスした。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
かろやかさを強調
既報のとおり、欧州では6月に発表された4代目のA6アバントが、日本でもついに発表になった。外見では先月発表されたA5/S5とおなじヘッドライトが与えられ、あたらしいAudiファミリーの顔つきに。全長4,940×全幅1,875×全高1,495mmと、旧モデルに比べると全長で15mm、全幅で20mm伸び、高さが30mm増と、若干大型化しているが、昨今同社が打ち出している軽量化技術「Audi Ultra」により、アルミニウムを多用したボディで、先代比、約20kgの軽量化を達成した。同時に、安全性や快適性がまったく犠牲にされていないどころか、先代よりもさらにボディは剛性を増し、ハンドリング性能にも磨きがかかり、衝突安全性も向上しているという。
結果的に、より「かろやかな動き」を手に入れ、ステーションワゴンがイメージさせがちだった、商用車的な世界観を打ち壊したアバントの名を受け継ぐにたる、ビジネスでもプライベートでもアクティブに活躍するプロフェッショナルやビジネス界のエリートに似合う、スポーティでシャープなクルマに仕上がっていると、アウディ ジャパンの営業オペレーション部長 マティアス・シェーバース氏は語った。
「美しくなければアバントと呼ばない」
アウディ ジャパンのマーケティングコミュニケーション部長 ドナート・ロマニエッロ氏のスピーチには橘るみ、三木雄馬のペアによるバレエパフォーマンスがつづき、「美しくなければアバントと呼ばない」というモットーを存分にアピール。美しさと同時に、スポーティでありながらも余裕を感じさせ、見るものに安心感をいだかせることがバレエとも共通するクルマの進化のありかただとロマニエッロ氏は語った。
A6アバントのラインナップは2種類。両モデルともV6エンジン搭載の4輪駆動で、7段Sトロニック、レザーシート、14スピーカーのBOSEサラウンドシステムを標準装備する。オプションで20インチホイールや、リアバンパーの下で足を動かすことでトランクをひらく「バーチャルペダル」を設定可能。価格は、2.8リッターDOHC V6エンジン搭載の「Audi A6 Avant 2.8 FSI quattro」が640万円、スーパーチャージャーつき3.0リッターDOHC V6エンジンを搭載する「Audi A6 Avant 3.0 TFSI quattro」が865万円だ。
Audi A6 Avant|アウディ A6 アバント
ボディサイズ|全長4,920×全幅1,875×全高1,495mm
ホイールベース|2,910mm
エンジン|
2.8 FSI quattro|2.8リッターV6 DOHC
3.0 TFSI quattro|3.0リッターV6 DOHC スーパーチャージャー
最高出力|
2.8 FSI quattro|150kW(204ps)
3.0 TFSI quattro|228kW(310ps)
最大トルク|
2.8 FSI quattro|280Nm/3,000rpm~5,000rpm
3.0 TFSI quattro|400Nm/2,900rpm~4,500rpm
燃費(JC08モード)|
2.8 FSI quattro|11.8km/ℓ
3.0 TFSI quattro|11.0km/ℓ
ホイール|
2.8 FSI quattro|18インチ
3.0 TFSI quattro|19インチ
オプション|20インチ
ラゲッジスペース|565~1,680リットル
スピーカー|
標準|14スピーカー/600ワット BOSEサラウンド サウンドシステム
オプション|15スピーカー/12000ワット バング アンド オルフセン アドバンスドサウンドシステム
トランスミッション|7段トランスミッション(Sトロニック)
駆動方式|4輪駆動
価格|
2.8 FSI quattro|640万円
3.0 TFSI quattro|865万円