新型アウディA5とS5が発売|Audi
Audi A5 &S5|アウディ A5&S5
新型アウディA5とS5が発売
昨年12月の東京モーターショーに出展された新型アウディA5シリーズが、1月11日 正式発表された。これを機に、いままで国内未導入だったS5スポーツバックもラインナップに追加された。
Text by OPENERS
新世代のフロントデザインを採用
ご存知のとおりアウディA5シリーズは、エレガントかつエモーショナルなスタイリングが特徴のモデル。5ドアハッチバックであるスポーツバック、クーペ、そしてカブリオレからなり、それぞれによりスポーティなSシリーズがラインナップされる。日本市場へは2008年にまずクーペが導入され、その後カブリオレやスポーツバックが追加されるなかで販売台数も順調に伸び、2010年からは2000台/年の販売台数をキープしてきた。
その新型が、このたび日本で発売された。コンセプトは、“Tne Sharper drive”。発表会の壇上に立ったアウディ ジャパン大喜多 寛社長によると「デザインのシャープさをドライビングにまで昇華させる」のが眼目だったとのこと。
まずエクステリアでは、ヘッドライトとテールランプのデザインが変更を受けた。ヘッドライトは、LEDポジショニングライトを装備したキセノンプラステクノロジーもオプションで用意される。フロントまわりでは、シングルフレームグリルに新型A6に通じる上端の角がおとされた意匠が採用され、A1にはじまるアウディのあらたな“顔”を獲得した。前後重量配分適正化のため、フロントフェンダーはアルミニウム製に変えられた。
インテリアでは、新色と新素材が採用されるとともに、操作系などのディテールにおいても細かな調整がほどこされたとのこと。
A5は全モデルエコカー減税対象に
エンジンはダウンサイジングコンセプトに基づく過給器つき直噴ユニット2種類をラインナップ。Aシリーズ用には2リッター直列4気筒+ターボ(最高出力155kW[211ps])、Sシリーズには3リッターV型直噴6気筒+スーパーチャージャー(最高出力245kW[333ps])が用意される。いずれもスタートストップシステムとエネルギー回生システムが標準装備される。また、トランスミッションは7段Sトロニックのみが組み合わされる。
ちなみに、S5クーペについて以前の4.2リッターV8と比較すると、性能はそのままに燃費が平均40パーセント向上したいう。いっぽう、A5シリーズについては、全モデルがエコカー減税対象となった。
また、今回のマイナーチェンジを機に、S5スポーツバックが日本にはじめて導入された。なお、A5シリーズ、S5シリーズの価格は以下のとおりとなる。
A5スポーツバック 2.0TSFIクワトロ 580万円
A5クーペ 2.0TSFIクワトロ 598万円
A5カブリオレ 2.0TSFIクワトロ 654万円
S5スポーツバック 872万円
S5クーペ 889万円
S5カブリオレ 948万円