ジャガー新型XF、日本上陸|Jaguar
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2016年9月28日

ジャガー新型XF、日本上陸|Jaguar

Jaguar XF|ジャガーXF

ジャガー新型XF、日本上陸

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、9月25日に2代目となる新型「XF」を国内発表。同日より全国で受注を開始した。発表会では、ジャガーのアンバサダーをつとめる錦織選手もかけつけ、その魅力を語った。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

最新ディーゼルエンジンも搭載

ことし4月のニューヨーク オートショーでワールドプレミア、その直前にテムズ河の綱渡りパフォーマンスを披露した、ジャガーの新型「XF」が、はやくも日本に上陸した。

2代目となるあたらしいXFは、モノコックの75パーセントをアルミニウムとし、初代XFとくらべて190kgもの軽量化を実現。同時に、ねじれ剛性も28パーセント向上させている。サスペンションは、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアにはインテグラルリンク式を採用。前後重量配分も入念に50:50と設定され、快適な乗り心地とハンドリングを実現しているという。

ボディサイズは、全長で先代比マイナス10mmとなる4,965mm、全高もおなじく5mm低い1,455mmとしながらも、ホイールベースは50m伸長した2,960mmを実現。キャビンを拡大させており、とくに後席ではレッグルームを15mm、ニールームで24mm、ヘッドルームは27mm広くなった。

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パワートレーンには最高出力240psを発揮する2.0リッター直列4気筒、340psのV型6気筒、380psのV型6気筒というガソリン3機種にくわえて、ジャガー・ランドローバーが設計から生産までを手掛ける“INGENIUM(インジニウム)”エンジンの2リッター直列4気筒ディーゼルターボも搭載される。組み合わされるトランスミッションはいずれも8段オートマチックだ。

フロントデザインはXFや、つい先ごろ発表された「F-PACE」に共通する最新のジャガーのもの。ヘッドライトは、下部を縁取る“J”ブレードをふくめてアダプティブ機能のついたフルLEDが標準となる。リアには「F-TYPE」譲りの丸い半円のあるラインがあしらわれるが、F-TYPEが1つであったのにたいし、XFでは2つ繋がる意匠になっているのがことなる。

Jaguar XF|ジャガーXF

ジャガー新型XF、日本上陸 (2)

レンジローバー譲りの機能も

インテリアでは、インストルメンタルクラスターに12.3インチのTFTディスプレイを採用。4種類のビジュアルテーマをもつメーターのみならず、たとえばナビゲーションを大きく映し出すなどドライバーの必要に応じて情報を変更できるようになった。

センターコンソールには、インフォテイメント用の10.2インチの静電式タッチスクリーンを配置。「InControl Touch Pro」と名付けられたシステムは、スマートフォンやタブレットのように、タッチやスワイプ、ピンチ動作で直感的に操作がおこなえるもの。

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ドライビングアシスタンスには、前走車に追従するアダプティブ クルーズ コントロール、衝突の回避もしくは衝突被害低減をおこなう自動緊急ブレーキ、車線逸脱時に警告やハンドル補正をおこなうレーン キープ アシストなどを装備。さらに、姉妹ブランドであるランドローバーの技術を応用したオールサーフェイス プログレスコントロールも備わる。これは、3.6km/hから30km/hのあいだの低速域において、滑りやすい路面であっても指定された速度になるよう、自動的にアクセルやブレーキをコントロールし、ドライバーはハンドル操作のみで安全に走行できる、悪路走破用のオートクルージング機能だ。

都内でおこなわれた発表会には、ジャガーのアンバサダーをつとめるプロテニスプレーヤー錦織圭選手も登壇。みずから「Fタイプ」を愛車にしている錦織選手は、ジャガーの魅力について、サウンドやパワーが素晴らしくテニスを忘れてドライブに夢中になれるクルマであると語り、新型XFについては、洗練されたデザインにラグジュアリーな雰囲気、そして、クラス最軽量ということで軽快な動きとハンドリングが期待できるので、早く乗ってみたいと述べた。

グレード構成と価格は、2.0リッター直列4気筒の「XF ピュア」が598万円、おなじエンジンで装備がラグジュアリーな「XF プレステージ」が668万円。3.0リッターV6エンジンは、スポーツ志向の「XF Rスポーツ」が969万円、ラグジュアリー志向の「XF ポートフォリオ」で1,027万円、さらに、XF中最高の380psを誇るもっともスポーティな「XF S」は1,105万円。ディーゼルエンジンは2.0リッター4気筒のみで、635万円のベーシックな「XF ピュア」と、693万円のグジュアリーな「プレステージ」が設定される。

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Jaguar XF S|ジャガー XF S
ボディサイズ|全長 4,965 × 全幅 1,880 × 全高 1,455 mm
ホイールベース|2,960 mm
トレッド 前/後|1,605 / 1,595 mm
最小回転半径|5.7 メートル
重量|1,830 kg
エンジン|2,994 cc 直列4気筒 スーパーチャージド
ボア×ストローク|84.5 × 89.0 mm
圧縮比|10.0
最高出力| 280 kW(380 ps)/ 6,500 rpm
最大トルク|450 Nm / 3,500 rpm
トランスミッション|8段AT
駆動方式|FR
サスペンション 前/後|ダブルウィッシュボーン式 / インテルラルリンク式
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
燃費(JC08モード)|10.6 km/ℓ
タイヤ 前/後|245/40R19
トランク容量|540 リットル

Jaguar XF 35t R-Sport|ジャガー XF 35t Rスポーツ
Jaguar XF 35t Portfolio|ジャガー XF 35t ポートフォリオ

ボディサイズ|全長 4,965 × 全幅 1,880 × 全高 1,455 mm
ホイールベース|2,960 mm
トレッド 前/後|1,605 / 1,595 mm
最小回転半径|5.7 メートル
重量|1,830 kg
エンジン|2,994 cc 直列4気筒 スーパーチャージド
ボア×ストローク|84.5 × 89.0 mm
圧縮比|10.0
最高出力| 250 kW(340 ps)/ 6,500 rpm
最大トルク|450 Nm / 3,500 rpm
トランスミッション|8段AT
駆動方式|FR
サスペンション 前/後|ダブルウィッシュボーン式 / インテルラルリンク式
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
燃費(JC08モード)|10.6 km/ℓ
タイヤ 前/後|245/40R19
トランク容量|540 リットル

Jaguar XF 25t PURE|ジャガー XF 25t ピュア
Jaguar XF 25t Prestige|ジャガー XF 25t プレステージ

ボディサイズ|全長 4,965 × 全幅 1,880 × 全高 1,455 mm
ホイールベース|2,960 mm
トレッド 前/後|1,605 / 1,595 mm
最小回転半径|5.7 メートル
重量|1,720 kg
エンジン|1,998 cc 直列4気筒 ターボチャージド
ボア×ストローク|87.5 × 83.1 mm
圧縮比|10.0
最高出力| 177 kW(240 ps)/ 5,500 rpm
最大トルク|340 Nm / 1,750 rpm
トランスミッション|8段AT
駆動方式|FR
サスペンション 前/後|ダブルウィッシュボーン式 / インテルラルリンク式
ブレーキ 前/後|ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
燃費(JC08モード)|11.4 km/ℓ
タイヤ 前/後|225/55R17
トランク容量|540 リットル

※ディーゼルエンジン搭載モデルのスペックは、認可申請中のため未定

問い合わせ先

ジャガーコール

0120-050-689(9:00-18:00、土日祝日を除く)

           
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