ランボルギーニ ウラカンにスパイダーを追加|Lamborghini
Lamborghini Huracan LP 610-4 Spyder|ランボルギーニ ウラカン LP610-4 スパイダー
ランボルギーニ ウラカンにスパイダーを追加
アウトモビリ ランボルギーニは、フランクフルトモーターショーにおいて、新型モデル「ランボルギーニ ウラカンLP610-4スパイダー」のワールドプレミアをおこなった。
Text by OHTO Yasuhiro
早くもオープンモデルを公開
2014年3月のジュネーヴショーで発表された「ランボルギーニ ウラカン」に、オープンモデルである「ランボルギーニ ウラカン LP610-4 スパイダー」が追加され、フランクフルトショーで世界初披露された。
ウラカン LP640-4 スパイダーは、クーペの持つパフォーマンスを受け継ぎながらオープンエア ドライブの感動を融合させた贅沢なモデル。あたらしい軽量ソフトトップをそなえたエクステリアは、クーペとことなるシルエットを形成しており、クローズドでも一目でスパイダーだと判別できる。全高はクーペ比プラス15mmの1180mmと低く抑えられ、これには自動ポップアップ式セーフティーバーの採用も一役買っている。
新軽量ソフトトップは電動油圧式となり、時速50km以下であればわずか17秒で開けることができるという。カラーはブラック、ブラウン、そしてレッドの3色を用意。キャビン後部の可動式リアウィンドウは、閉じれば風よけに、収納すればキャビンに轟くV10サウンドをより増幅させ、ドライバーの心を高揚させてくれる。
走行時のキャビンの静粛性も高められており、ボディサイドの取り外し可能なウィンドシールドにより、走行中の空力振動を弱め、たとえ高速走行時であっても会話が楽しめるように配慮されている。また空力面での改善を図った結果、これまでウィンドシールド上部にそなわっていた防風ネットやスポイラーを取り除くことができ、オープン時のスタイルをシンプルかつより美しいものへと成長させている。
パワートレインは、5.2リッター V10自然吸気エンジンを搭載。最高出力610hp/8250rpm、最大トルク560Nm/6500rpmとクーペ同様のスペックを誇る。
ウラカンの2016年イヤーモデルより採用された「ストップ アンド スタート システム」や「シリンダーオンデマンド」などの新テクノロジーをそなえる。これはドライバビリティ改善のためにアップデートされた新電子制御式の4WDシステムも同様だ。パフォーマンスは、最高速度324km/h、0-100km/h加速3.4秒とクーペに迫るものだ。
アウトモビリ・ランボルギーニ社代表兼CEOであるステファン・ヴァンケルマンは、新モデル完成度に強い自信を見せ、「ランボルギーニ史上最も成功したオープンモデルのガヤルド スパイダーをあらゆる面で上回ることを期待する」とコメントしている。
日本での価格は、3,025万円となっており、デリバリーは2016年春から開始される予定だ。