ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 SVを日本初披露|Lamborghini
CAR / NEWS
2015年9月17日

ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 SVを日本初披露|Lamborghini

Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloce
ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ
Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloce Roadster
ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ ロードスター

ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 SVを日本初披露

ランボルギーニ・ジャパンは、フラッグシップモデルのランボルギーニ「アヴェンタドール」の限定モデル「LP750-4 スーパーヴェローチェLP750-4」を日本初公開した。

Text by OHTO Yasuhiro

特別な意味をもつ名前

ランボルギーニ・ジャパンは、限定モデル「アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ」のジャパン ローンチイベントを9月11日(金)に東京・聖徳絵画館にて開催した。

絵画館前に設置されたステージ上では、ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4スーパーヴェローチェのクーペとスパイダーの両方が披露された。クーペモデルは今年3月のジュネーブショーで初公開され、オープンモデルのスパイダーは今年8月の米カリフォルニアのモントレー カーウィークにおいて発表されたものだ。

Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloce|ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ

Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloce Roadster|ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ ロードスター

ランボルギーニの歴史の中で、スーパーヴェローチェの名を冠したモデルは、「ミウラ」「ディアブロ」そして「ムルシェラゴ」というV型12気筒モデルの3車種しかない。それだけ特別な意味をもつ名前なのだ。あらたに投入されたアヴェンダドール LP750-4スーパーヴェローチェは、ランボルギーニ史上、もっとももスポーツ性を追求したモデルといわれる。その特徴は750psを発揮する改良型V12エンジンとノーマル比50kg減の軽量ボディにある。

限定モデルのパワーユニットは、ベースである「アヴェンタドール LP700-4」同様に、6.5リッターのV12気筒自然吸気エンジンを採用しているが、大幅な改良をくわえることで、最高出力を50psアップの750psまで向上。最大トルクは690Nmを発揮する。レブリミットも8,500rpmまで高められている。

これによりクーペでは、パワーウェイトレシオ2.03㎏/psという驚異的な数字を実現。0-100km/h加速は2.8秒、トップスピードは350km/hを超える。同様のマシンスペックを備えるスパイダーでは、パワーウェイトレシオ2.1㎏/ps。車重のちがいから、0-100km/h加速は0.1秒差となる2.9秒とされる。トップスピードはこちらも350km/hを上まわる。

Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloce
ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ
Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloce Roadster
ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ ロードスター

ランボルギーニ アヴェンタ―ドル LP750-4 SVを日本初披露

ローンチを記念した特別イベントも開催

そんな驚異的なスペックを可能としたマイナス50kgの軽量化の秘密は、軽量工学に基づき各部にカーボンファイバーパーツを多用したことにある。ベースモデル譲りの軽量アルミフレーム付きカーボンモノコックはもちろんのこと、あらたにドアパネルやフェンダー、新デザインの固定式リアウィングなどの様々なパーツ類をカーボンファイバー化。さらにインテリアもインナールーフおよびコクピットパーツにカーボンスキンと呼ばれる新素材を初採用することで、軽量化かつ機能的なものとしている。

アグレッシブなエクステリアは、ビジュアル面だけでなく空力特性も大きく見直されており、ベースに比べて170パーセントもダウンフォースを強化。足まわりもベースとはことなり、プッシュロッド式サスペンションに磁性流動ダンパーを組みわせる。これによりいかなる路面状況下でもつねに車体の安定化され、よりダイレクトなハンドリングが味わえるという。

Lamborghini Aventador LP750-4 Superveloce Roadster|ランボルギーニ アヴェンタドール LP750-4 スーパーヴェローチェ ロードスター

Lamborghini|ランボルギーニ

スーパーヴェローチェの限定数は、クーペが600台、スパイダーが500台であることが公表されたが、そのすべてがすでに売約済み。日本からも多くのオーダーがあったというが、その総数はあきらかにされていない。

当日は発表会だけでなく、ローンチを記念した特別イベントも開催され、ランボルギーニ オーナーによるパレードランが実施された。絵画館をスタートし、表参道から渋谷にかけて、「ミウラ」や「カウンタック」といった往年のモデルから最新の「ウラカン」まで66台ものランボルギーニが隊列を組み、しばしのドライブを楽しんだ。夜には発表会場を舞台にオーナー向けのパーティもおこなわれ、多くのランボルギーニ ユーザーたちが、スーパーヴェローチェの誕生を祝いつつ、親睦を図っていた。

           
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