ゴルフ カブリオレの2016イヤーモデルを発表|Volkswagen
Volkswagen Golf Cabriolet|フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオレ
ゴルフ カブリオレを一部変更して2016年モデルを発表
フォルクスワーゲンは、ゴルフのオープンモデル、「ゴルフ カブリオレ」を一部変更し、フランクフルトショーで2016イヤーモデルとして発表する。
Text by SAKIYAMA Chikako(OPENERS)
豊富なカラーバリエーション追加と、エンジンをアップデート
フォルクスワーゲンは、「ゴルフ」のオープンモデル、「ゴルフ カブリオレ」を一部変更し、2016モデルとしてフランクフルトショーで公開する。
外観はスポーティなイメージを強調した、あたらしい前後バンパーとサイドシルとなった。
特徴的なのはボディカラーのバリエーションの豊富さ。オプション設定で6色の新色、ダークモスグリーン メタリック、ビルベリーブルー、ナイトブルー メタリック、ハニーオレンジ メタリックとライジングブルー メタリックにくわえて、ゴルフGTIカブリオレの専用色としてダーク アイアングレー メタリックがくわわった。ボディカラーは2016年初夏にさらに、ウォルナット、ディープブラックとピュアホワイトの新色が追加され、合計14のことなる色調から選ぶことができるようになる予定だ。
さらに、ボンネットの塗色としてディープブルーとブラックも設定。そして、ペイントだけでなく、ソフトトップにも新色のガーネットレッドが追加され、カラーバリエーションの選択肢が大幅に増やされた。アルミホイールも6種の新デザインが16、17、18インチに用意される。
インテリアはあたらしいステアリングホイールとなり、インテリアトリムのデザインが変更され、本革シートも新色が設定された。
エンジンはユーロ6に対応となり、低燃費性とエンジンパワーの強化が図られている。いずれも直噴ターボのガソリン(TSI)とディーゼル(TDI)エンジン。TSIガソリン エンジンの出力は、77kW(105ps)、92kW(125ps)、110kW(150ps)にくわえ、GTIカブリオレにのみ162kW(220ps )の4種が用意される。220ps エンジンの0-100km/h加速は6.9秒で、これまでの210psエンジンの7.3秒から0.4秒向上した。いっぽう、燃費は6.5ℓ/100km(NEDC)となり、これまでより15パーセント消費量が削減されたという。
新世代のディーゼルエンジンは、81kW/110psと110kW/150psの2種。ディーゼルではもっとも出力の増加した2.0 TDIで、以前よりも10ps増加して、150ps、トルクは20Nm増えて340Nm。0-100km/h加速は以前の9.7秒から9.2秒に短縮している。高出力化を果たしながらも、平均燃料消費は0.5ℓ/100km改善され、4.6ℓ/100 kmになった。
インフォテインメントはスマートフォンのインターフェース「MirrorLink」、グーグルの「AndroidAuto」とアップル「CarPlay」に対応したシステム、「AppConnect」が搭載される。
新型ゴルフ カブリオレはまもなく開幕するフランクフルトショーでお披露目されたあと、2015年11月からヨーロッパでのデリバリーがはじまる。