Mercedes-Benz E350|メルセデス・ベンツ E350 新エンジン搭載
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2015年3月9日

Mercedes-Benz E350|メルセデス・ベンツ E350 新エンジン搭載

Mercedes-Benz E350|メルセデス・ベンツ E350

E350クーペとカブリオレに新開発エンジンを搭載

メルセデス・ベンツ日本は、新開発の3.5リッターV型6気筒直噴エンジンをあらたに搭載した「E350クーペ」ならびに「E350カブリオレ」の販売を開始した。

文=小池りょう子

環境性能とパワーの両立

今回発表された「E 350 ブルーエフィシエンシー」(クーペおよびカブリオレ)に搭載されるのは、新開発のピエゾインジェクターとスプレーガイド式燃焼システムによって1万分の1秒の反応速度で1回の吸気につき最大5回の噴射をおこなうなど、高い燃焼効率を「ブルーダイレクトテクノロジー」を駆使した新世代のV型6気筒エンジン。この技術を採用したことによって、従来モデル比で最高出力が25kW(34ps)アップの225kW(306ps)/6,500rpm、最大トルクが20Nmアップで370Nm/3,500-5,250rpmとパフォーマンスが向上した。

トランスミッションには、新設計のトルクコンバーターと油圧回路、粘度の低いトランスミッションオイルを採用することにより伝達ロスを低減し、ダイナミックなレスポンスと低ノイズ・低振動の静粛かつスムーズな変速、さらに燃費向上に貢献するという「7G-TRONIC PLUS」を搭載。

上記の技術とアイドリングストップ機能のあらたな採用によって、燃費にかんしても最大で47パーセントアップし、その結果「平成22年度燃費基準+25%」「平成21年排出ガス基準75%低減レベル」を取得。エコカー減税(重量税、取得税各75%減税)およびグリーン税制優遇制度(翌年度自動車税50%減税)の対象にもなった。

また、パワートレインだけでなく、そのほかの装備にかんしても拡充がなされている。このたび標準装備となった新世代COMANDシステムは、PCで設定したGoogleマップの位置情報との連動が可能で、さらにインターネット接続による情報の閲覧も可能となっている。オーディオシステムは、Bluetoothオーディオ機能、USBメモリーやSDカード、iPodからの音楽データ再生など、さまざまな音楽デバイスにも対応できるように改良されたという。

価格は、クーペで865万円(ステアリング左/右)、カブリオレで913万円(ステアリング左のみ)となっている。

           
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