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2015年3月16日
Peugeot SXC Crossover Concept|プジョー SXC クロスオーバー コンセプト
Peugeot SXC Crossover Concept|
プジョー SXC クロスオーバー コンセプト
中国市場に投入されるハイブリッドクロスオーバー
プジョーは、上海オートショーにハイブリッド・クロスオーバーコンセプト、SXCを出品した。
文=松尾 大
CO2排出量143g/kmを記録
プジョーから登場したSXCは3008に搭載されたHybrid4システムをもつ、クロスオーバーコンセプトだ。
エンジンはおなじみの1.6リッター直列4気筒 直噴ツインスクロールターボで最高出力160kW(218ps)を発生。これにモーターが組み合わされ、システム出力は230kW(313ps)を誇り4輪を駆動する。環境性能ももちろん高く、燃費は5.8ℓ/100km(17.2km/ℓ)、CO2排出量は143g/kmと公表されている。
ディメンションは全長4,870×全幅2,035×全高1,610mm。デザイン面で特徴的なのは、後席へのアクセスが容易な観音開きドア。また、プジョーらしい猫目のLEDヘッドライトや、22インチというホイールがデザイン上のアクセントとなっている。テールライトはブーメラン形でこちらにもLEDがもちいられる。そのほか、リアカメラや2ピース構造のパノラミックガラスルーフなどが装備される。
プジョーにとって中国という市場がいかに重要なのかがわかるのが、このSXCが上海にあるデザインセンターでデザインされたということだ。先日紹介した508のみならず、4シリーズのニューモデル408も投入される中国市場。世界で唯一4シリーズ、5シリーズが併売されるこのマーケットに投入されるというSXCは、中国の顧客を意識したあたらしいプジョーのあり方をしめすモデルだ。