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2015年3月17日
Volkswagen groupe|フォルクスワーゲン グループ 被災者支援で結束
Volkswagen groupe|フォルクスワーゲン グループ
グループとしての被災者支援を発表
フォルクスワーゲングループに属するアウディAG、フォルクスワーゲンAGおよびポルシェAGは、被災地にたいする支援内容を決定した。
文=松尾 大
総額250万ユーロの義捐金
フォルクスワーゲングループ各社は結束して、東北関東大震災の被災者にたいする支援を決定。アウディAGとフォルクスワーゲンAGは、それぞれ100万ユーロ(約1億1,500万円)の人道的支援をドイツ赤十字社などをとおしておこない、さらにポルシェAGも50万ユーロ(約5,750万円)の援助をすることを決定。グループとしては、総額250万ユーロ(2億8,750万円)を支援することとなった。
フォルクスワーゲンAGのホルスト・ノイマン人事労務担当取締役は、これらの支援をウォルフスブルグで発表するにあたり、「フォルクスワーゲングループ各社の従業員からは、大変な災害に苦しむ日本、とりわけ東北地方の人びとを少しでも助けたい、という声が毎日のように寄せられています」と述べた。
フォルクスワーゲングループの従業員協議会のベルント・オステロー会長は、「すべての従業員が、今回の大地震と津波の被害の凄まじさに衝撃を受け、苦しむ被災者の方がたに心を痛めています。私たちの気持ちは、被災者を少しでも助けたいという強い気持ちで結ばれています」と述べ、グループ各社の従業員による大規模な寄付キャンペーンの実施を発表した。従業員協議会は、ドイツ赤十字社のウォルフスブルグ支部をとおして、ベルリンの本部と連携し、今回の大震災の救援活動を精力的におこなっている日本赤十字社にたいし、集まった義捐金を送ることになる。