Audi|アウディ 2011年1月の登録台数を発表
バブル期を大幅に上まわる記録
アウディAGは、2010年に世界全体で前年比15パーセント増となる109万2,400台という歴史的な販売台数を記録。日本においても、2010年の登録台数を4年連続で伸ばし、歴代最高となる1万6,854台を記録したばかり。これは、1990年の1万6,691台を上まわる記録だった。
2010年は、A3スポーツバック 1.4TFSIがエコカー減税対象車となったのをはじめ、A5スポーツバックなど、あらたに販売開始された6モデルすべての販売が好調だったことや、大都市圏での販売網の整備・強化が進んだことなどから、数字を伸ばしていたが、引きつづき好調をキープ。
そして、今回の発表であきらかになったのが2011年1月の登録台数が1,396台という過去最高の記録をマークしたことである。1967年にアウディが日本に正規輸入を開始して以来、1月の登録台数としてこれまで最高だったのは、1990年の831台。いわゆるバブル景気真っ盛りの数字を500台以上もうわまわったことになる。また、2011年1月の純輸入車市場そのものも、前年比プラス19パーセントと好調であったが、アウディは抜きんでていて、前年比プラス79パーセントと圧倒的なセールスとなっているという。
好調な販売の要因として、各地で開催されたA1デビューフェアで過去最高の来店者数を記録したことが影響しているという。デビュー前から注目されていたA1をひとめ見ようと、来客者が増え、結果A3、A4、TTなど、他モデルの販売に結びついたとしている。
登録台数の内訳としては、A4シリーズが27パーセントで1位、つぎにくるのがA3スポーツバックで22パーセント、そしてA1が16パーセントであった。ちなみに昨年から換算すると、250台限定のA4 オールロードクワトロはすでに200台以上を販売しているという。