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2020年9月8日
アウディのコンパクトSUV、新型Q2がデビュー|Audi
AUDI Q2|アウディ Q2
アウディ Q2にアップデートが施され内外ともに進化
アウディAG は9月2日、コンパクトSUVのQ2をモデルチェンジしたと発表した。
Text by HARA Akira
エクステリアは多角形モチーフをリアエンドにも採用するなど大きく進化
今回のモデルチェンジでは、エクステリアに多角形をモチーフにしたデザインを数多く採用した。まず、フロントとショルダーラインの特徴となっている多角形のモチーフをリヤエンドにも適用。バンパーには、大きな五角形が組み込まれたディフューザーインサートを一体化した。
フロントデザインも変更し、八角形のシングルフレームの位置を下げ、フロントセクションの幅の広さを強調。インサートにも多角形のモチーフを採用し、advanced及びS lineには、ラジエーターグリルとボンネットの間に、アウディのアイコンモデルであるAudi Sport quattroを想起させる、細長いスリットを設けた。
ヘッドライトは、LEDヘッドライトを標準装備し、オプションとしてマトリクスLEDヘッドライトの選択が可能。モジュールに取り付けた7個のLEDは、インテリジェントに制御されたハイビームを生成するとともに、ひし形の光学パーツの背後に設置された10個の発光ダイオードがデイタイムランニングライトとして、さらに7個のLEDがダイナミックインジケーターとして機能する。
ボディカラーには、アウディとしては初採用となるアップルグリーンに加え、マンハッタングレー、ナバラブルー、アローグレー、ターボブルーの5つの新色を追加した。
インテリアでは、操作系の各機能については、センターコンソールに設置したロータリープッシュボタン(MMIタッチ)、または日常会話に対応したボイスコントロールシステムを介して操作。Bang&Olufsenプレミアムサウンドシステムは、705ワットの出力で14のスピーカーを駆動するという、コンパクトSUVセグメントでは他に類を見ない豪華な装備となっている。
MMIナビゲーションプラスには、高速データ通信用のLTEモジュールと、乗員のモバイル機器を接続することができるWi-Fiホットスポット機能を含み、オンライン交通情報を含むAudi connectサービスも提供。さらに、「Audi connectエマージェンシーコール&サービス」および「Audi connectリモート&コントロール」サービスが新たに追加された。これにより、ユーザーはリモートで車両をロックしたり、燃料の残量や走行可能距離を確認したりすることができるようになった。