2013年の女性が選ぶイヤーカーに「フィエスタ」|Ford
Ford Fiesta|フォード フィエスタ
2013年の女性が選ぶイヤーカーに選出
フォードのコンパクトカー「フィエスタ 1.0リッター エコブースト」が、女性だけで選ぶ「ウーマンズ ワールド カー オブ ザ イヤー」の2013年のイヤーカーに輝いた。LAモーターショーでは、展示されたフィエスタのボディにこの受賞を知らせる文字が入れられ、来場者の注目を集めた。
Text by SAKURAI Kenichi
Photographs by WATANABE Shinsuke
スタイリングと経済性が評価されアワードを受賞
「ウーマンズ ワールド カー オブ ザ イヤー(WWCOTY)」は、2009年にスタートしたグローバルなイヤーカー選出アワードで、女性だけの選考委員で組織される団体だ。選考委員は北米の他、欧州、アフリカ、オーストラリア、アジア、南米など世界12ヵ国で活躍するジャーナリスト全18名が名を連ね、女性目線でクルマのクオリティや走り、経済性、家族にとって使いやすいかなどを検証し、その年もっとも優れたクルマを選出する。
アワードは、スポーツカー、ファミリーカー、ラグジュアリーカー、エコノミーカー、SUVの各カテゴリーでその年のナンバー1を選出。さらにその中から1台をイヤーカーとして選んでいる。過去には、レンジローバー「イヴォーク」が2012年のイヤーカーに輝き、2011年にはBMW「5シリーズ」とシトロエン「DS3」が、2010年にはジャガー「XF」がそれぞれイヤーカーに輝いている。
今回のフォード「フィエスタ 1.0リットル エコブースト」の受賞について、フォード モーターカンパニーのアジア太平洋およびアフリカのプロダクトコミュニケーションマネージャー、クレイグ・フォン・エッセン氏は「エコノミーカー部門の受賞車が、イヤーカーに選出されたことを、じつにエキサイティングにおもう」とコメントしている。
また、「女性は巨大なマーケットのなかでも、強力な購買力を持っています。われわれは、このとても強い影響力に注目し、同時にこれを非常に重要なことだと認識しています。今回の受賞は、私たちのもつ設計、開発、技術力はもちろんのこと、サービスを含めたマーケットのへのアプローチが評価されたのだとかんがえています。クルマの専門家である女性選考委員たちが、フォード フィエスタ1.0リッター エコブーストをイヤーカーに選出したことをとても光栄におもっています」と語っている。
英国のビクトリア・マクミラン・ベルWWCOTY選考委員は、「フォードのスタイリングがより良く進化しているのを感じます。フィエスタは、ハイエンドモデルとかわらない外観のクオリティをもち、また、1.0リッターのエコブーストエンジンはパフォーマンス性と経済性を見事に両立させています。これほどその両方を高い次元で実現させているクルマをこれまで見たことがありません。非常にスタイリッシュなコンパクトロケットです」と「フォード フィエスタ1.0リッター エコブースト」を評価している。
また、南アフリカのシャーリー・クラークWWCOTY選考委員は、彼女の国が購入価格とランニングコストの両面で金額に敏感な市場であると指摘。「南アフリカでフォードは、信頼のブランドの代表的な存在。特にエコブーストエンジンを搭載したフィエスタは、南アフリカ市場のドライバーからかなり注目されています。もちろん、フィエスタの持つセンセーショナルなスタイリングとSYNC技術も評価されています。エコブーストエンジンのすぐれた経済性と驚くべきパフォーマンスは、強力な組み合わせとして浸透していくことでしょう」と評価した。
「フォード フィエスタ1.0リッター エコブースト」は、まもなく日本市場にも導入される予定だ。栄光あるWWCOTYの2013年イヤーカーが、日本の女性ユーザーたちにどのように評価されるのか、こちらも注目していきたい。