RSシリーズの最新作は、「RS5」のオープン版となる最速のカブリオレ|Audi
CAR / MOTOR SHOW
2015年1月27日

RSシリーズの最新作は、「RS5」のオープン版となる最速のカブリオレ|Audi

Audi RS5 Cabriolet|アウディ RS5 カブリオレ

「RS」シリーズの最新作は、「RS5」のオープン版となる最速のカブリオレ

アウディは「ビッグクワトロ(初代「アウディ クワトロ」)」の再来といわれる「RS5」のオープンモデル、「RS5カブリオレ」をパリモーターショー2012に出展。

Text by SAKURAI Kenichi

アウディの真のスポーツモデルにオープンバージョンが登場

アウディは、「A5」をベースにした高性能モデル「RS5」のオープンモデル、「RS5カブリオレ」をパリモーターショーに出展する。「RS5カブリオレ」は、アウディの子会社であるクワトロGmbHが開発 製造するハイパフォーマンスモデル、「RS」シリーズの最新作で、「RS5」のオープン版という位置だ。ベースになったのはアウディA5シリーズ。クーペとカブリオレがラインナップされている。

「A5」の上級スポーティモデルとして、クーペの「S5」とカブリオレの「S5カブリオレ」も用意されているが、「RS5」には、フロントの大型エアインテークやブリスターフェンダーなどといったアグレッシブなルックスと、贅を尽くしたスポーティなインテリア、そして450psの最高出力を誇る4.2リットルのV8自然吸気エンジンの採用など、アウディの他のスポーティラインとは一線を画すチューニングが施された。

Audi RS 5 Cabriolet|アウディRS 5 カブリオレ

Audi RS 5 Cabriolet|アウディRS 5 カブリオレ

クーペの「RS5」と共通となるエンジンは、アウディのトップモデルであるミッドシップスーパーカー「R8」に搭載される自然吸気の4.2リッターV型8気筒直噴ガソリンユニットをベースとするが、最高出力331kW(450ps)/8,250rpm、最大トルク430Nm(43.8kgm)/4,000-6,000rpmというパフォーマンスは、「R8」に比べ30psもの出力向上を果たした。また、パワーウェイトレシオは、4.267kg/psと、ラグジュアリースポーツモデルの中では、十分優秀な値を得ている。

トランスミッションは、アウディ自慢のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)となる「7段Sトロニック」で、4輪それぞれに最適なトルクを配分するフルタイム4WDの「クワトロ」システムを組み合わせた。

また、「RS5」専用チューニングのサスペンションやセラミックブレーキシステム(オプション)も採用。カブリオレであっても走りに妥協することなく、「ビッグクワトロ」の再来といわれるクーペの「RS5」同様、意のままに操る楽しさを信条としている。

Audi RS 5 Cabriolet|アウディRS 5 カブリオレ

気になるパフォーマンスは、0-100km/h加速4.9秒(クーペは4.6秒)、最高速は250km/h(リミッター作動)と、同クラスのオープンカーではトップレベルの性能を披露する。クーペとおなじく、リミッターの解除もオプションで可能となり、その場合の最高速は280km/hにも達する。

 

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