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MOTOR SHOW
2014年12月12日
北京現地リポート|Volkswagen
Volkswagen|フォルクスワーゲン
ミッドサイズセダン「ラヴィーダ」第2世代が登場
フォルクスワーゲンAGは、中国国内で開発された「ラヴィーダ(Lavida)」の2世代目を発表。圧倒的な販売数をほこるミドルサイズセダンの新型は、パサートやCCにも通じる横基調の端正な顔立ちになった。以下、モータージャーナリスト 九島辰也氏からの現地リポート。
Text by KUSHIMA Tatsuya
フォルクスワーゲン ラヴィーダ
ラヴィーダは中国国内で開発されたミドルクラスセダン。2008年6月に初代が発売され、今回はその2世代目としてお披露目された。
このクルマはとにかく中国で人気の高いモデルで、従来型は今年1月までに70万台が売られたそうだ。発売から3年半でこの数字は驚異的である。中国での激戦区カテゴリーでトップの座に君臨する。
新型は中国マーケットのニーズに沿った装備と彼らの美意識にかなうデザインが施された。フロントまわりはクリーンなイメージで、全体的には現代的でスポーティというのがテーマ。もちろん、最新のフォルクスワーゲン“デザインDNA”も反映されている。
エンジンは3種類、装備にかんしては4種類が用意される模様。ベースグレードでも、ABSやESP、フロントエアバッグといった基本的な安全装備を持つ。
フォルクスワーゲン CC
このほか、フォルクスワーゲンのブースではCCのラインナップにV6バージョンが追加された。250psの最高出力と310Nmの最大トルクを発揮する。0-100km/h加速は7.4秒。6速デュアルクラッチ(DSG)が組み合わされる。