デザインと室内パッケージの両立を目指した意欲作──マツダCX-30に試乗|Mazda
CAR / IMPRESSION
2020年1月6日

デザインと室内パッケージの両立を目指した意欲作──マツダCX-30に試乗|Mazda

ジャストサイズのパートナー

「CX-5、マツダ3に続くマツダの第3の機軸車種とすることを目指しました」と語るのは、CX-30の開発主査である佐賀尚人氏。
「創造性溢れるデザイン、室内パッケージ、ダイナミック性能をこれまでより高いレベルで融合させました。従来のクロスオーバーSUVは、週末のレジャーに特化した使い道が主でしたが、今日では日常のあらゆる場面で使われる機会が多くなり、ユーザーのニーズは変化しました。また、それに適合する車種も増えました」とのこと。
今や日本市場では、コンパクトクロスオーバーがCセグメントのハッチバックの販売台数を上回った。それほど成長しているカテゴリなのだ。それに応えるべく、どこにでも気軽に出かけられるジャストサイズの商品として開発したのがCX-30なのだという。
「着目したのは人生の転換期を迎える方々。つまり独身からカップルに、結婚してヤングファミリーにと短い時間で家族構成も生活形態も変化する。そうした方々は、ニーズにフィットしたクルマを選ぶのが大変です。そういう時こそ、人生の輝きを提供できる“明日を彩るパートナー”であり得たい」と考えたのだそうだ。
ただ、使いやすいサイズの中でデザインを重視すると空間の満足度が低くなり、逆もまたそう。CX-30では、そうしたトレードオフの関係を、「魂動」デザインの良さを生かすことで克服。
「デザインの良さをキープしながら空間の満足度を上げ、独自のポジションを築くことが開発の狙いだった」と説明してくれた。CX-30は、デザインと室内パッケージの両立を目指した欲張りグルマなのである。
身内のCX-3をはじめ、トヨタ「C-HR」、ホンダ「ヴェゼル」、スバル「XV」など人気のコンパクトSUVが目白押しの市場に登場したCX-30。デザインやサイズ感、ユーティリティ性がユーザーにアピールし、月間販売目標の2,500台を上回る計画を上回る好調な滑り出しを見せているという。
問い合わせ先

マツダコールセンター

Tel.0120-386-919(平日9:00〜17:00、土日祝9:00〜12:00 13:00〜17:00)
https://www.mazda.co.jp

42 件
                      
Photo Gallery