次世代レクサスの第一弾モデル、新型レクサスNXに試乗──キーポイントは電動化と多彩なラインナップ|LEXUS
CAR / IMPRESSION
2022年1月7日

次世代レクサスの第一弾モデル、新型レクサスNXに試乗──キーポイントは電動化と多彩なラインナップ|LEXUS

「すっきりと奥深い」走りを手に入れるためにボディは徹底的に補強

新型NX全体に言えることだが、ハブとホイールの締結部をハブボルト式に変えたり、フロント部の剛性アップのためエンジンフードをツインロック化したりしたほか、スポット溶接の短ピッチ化、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用範囲拡大、またインストルメントパネル周辺の剛性アップとリアゲート骨格の二重環状構造化など、レクサスのいう「すっきりと奥深い」走りを手に入れるために素性を見直し、ボディは徹底的に補強されている。
各部を補強し、剛性が大幅にアップした新型NXの骨格
軽い力で開閉できるe-ラッチ式のドアや、視線移動を最小限に抑えながら各操作を行えるTazunaコンセプトのコックピット、14インチの大型タッチディスプレイ、ドライバーが触れているステアリングスイッチの位置を表示できるタッチトレーサーオペレーションのHUD、重い車体が下り坂に差し掛かったときに、自動で減速して車間をキープする便利な「プロアクティブドライビングアシスト」など、新しい工夫が盛り込まれている。
エクステリアデザインは、どちらかといえばキープコンセプトだけれども、中身は相当に進んでいるのだ。そして、同サイズの欧州プレミアム勢よりはリーズナブル。全長4,660×全幅1,865×全高1,660mmという手頃なボディサイズは、 RXだとちょっと大きいし、UXはリアシートや荷室がちょっと狭い、というユーザーにピタリとハマる。価格は450h+が714万円〜738万円、350hが520万円〜635万円、350Fスポーツが599万円、250が455万円〜570万円となっている。
問い合わせ先

レクサスインフォメーションデスク
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