アウディQ3/RS Q3をマイナーチェンジ|Audi
Audi Q3|アウディQ3
Audi RS Q3|アウディRS Q3
アウディQ3/RS Q3のマイナーチェンジモデルを日本導入
アウディ ジャパンは、コンパクトSUV「Q3」とそのハイパフォーマンスモデル「RS Q3」をマイナーチェンジし、5月21日より発売を開始することを発表した。
Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)
光で演出する新型Q3
「Q7」「Q5」につづく、第三のSUVモデルとして2011年の上海モーターショーでワールドプレミアを飾り、日本へは翌2012年に上陸を果たしたアウディのコンパクトSUV「Q3」が、今回初のマイナーチェンジを受けた。
より力強くワイルドで立体的になったシングルフレームを手に入れた新型は、クーペのようなルーフラインを併せ持ち、特徴的なラップアラウンド形状のテールゲートがパワフルかつスポーティな印象を与えてくれる。
その精悍なマスクをより際立たせてくれるのは、改良された新デザインのLEDライトだ。オプションとはなるが、先日発表された新型「A7」につづき、このQ3にもダイナミック ターンインディケーターが用意された点は見逃せない。他車や歩行者が直感的に認識しやすいように、ドライバーが曲がろうとする方向に内側から外側へ順に連続して、0.2秒で点灯するという光の演出は、アウディの先進性を表現するもののひとつだ。
インテリアに目を移せば、そこにはモダンかつシンプルなアウディ最新のデザイン文法でまとめられたキャビンが広がる。室内は5人での乗車も可能なスペースが確保されているほか、リアシートバックを倒せば1,365リットルにまで拡大できる十分な荷物スペースが用意されている。
Audi Q3|アウディQ3
Audi RS Q3|アウディRS Q3
アウディQ3/RS Q3のマイナーチェンジモデルを日本導入(2)
RS Q3も刷新
ラインナップされるエンジンは、エントリーモデルに最高出力110kW(150ps)、最大トルク250Nmを発揮する1.4リッター直列4気筒ターボが装備され、2リッター並みのパワーを持ちながらもJC08モード燃費は17.4km/リッターと、クラストップレベルを実現。
また2.0リッター直列4気筒ターボは最高出力132kW(180ps)と、162kW(220ps)のふたつが用意され、燃費はそれぞれ15.0km/リッター、14.9km/リッターと先代比で約18パーセントの低燃費化が図られた。
いっぽう「RS Q3」に搭載される2.5リッター5気筒ターボエンジンも従来の310psから340psに、最大トルクは420Nmから450Nmへと大幅に出力向上。0-100km/h加速は4.8秒と先代モデルより0.7秒も短縮された。燃費も13.0km/リッターと約13パーセントも向上している。
また発表会当日にあわせて披露された新型「A1」と同様に、このQ3にもあらたなグレードとしてスポーツシートやアウディドライブセレクトなどを備えた「Sport」が設定された。そのほかにも、よりスポーティ性を高めた「S line パッケージ」「ブラックハイグロススタイリングパッケージ」、そして先進の安全機能を備えた「アシスタンスパッケージ」など数多くのオプションが用意される。
なお価格は「Q3 1.4 TFSI」が379万円、「Q3 1.4 TFSI Sport」が396万円、「Q3 2.0 TFSI quattro 180PS」が469万円、「2.0 TFSI quattro 220PS」539万円、そして「RS Q3」が771万円となる。
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