新型ボクスター スパイダーが登場|Porsche
CAR / MOTOR SHOW
2015年4月1日

新型ボクスター スパイダーが登場|Porsche

Porsche Boxster Spyder|ポルシェ ボクスター スパイダー

新型ボクスター スパイダーが登場

ポルシェはニューヨーク オートショーにおいて、「ボクスター」のトップモデルとなる「ボクスター スパイダー」を公開。あわせて、日本でも4月15日(水)より予約受付を開始すると発表した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

981型ボクスターにも、特徴的なシルエットをもつスパイダー

ポルシェ「ボクスター」を、よりスポーツ走行に特化させた「ボクスター スパイダー」が、ニューヨーク オートショーでワールドプレミアを果たす。カタログモデルとしてこの名称を戴くのは、先代987型に引きつづき今回が2度目となる。

2シーターオープンのボクスターに、あえて“スパイダー”という屋根なしモデルに冠される単語を重ねているとおり、通常のボクスターがもつ電動ルーフは、手動で開閉するファブリックルーフへと変更。もちろん走行中に開閉することはできず、基本的にはオープン状態が前提となる。

エンジンは最高出力276kW(375ps)を発揮する3.8リッター水平対向6気筒で、トランスミッションは6段MTのみが組み合わされる。0-100km/h加速は4.5秒、最高速度290km/h、欧州値での燃費は9.9ℓ/100km(およそ10.1km/ℓ)というスペック。昨年3月に登場したハイパフォーマンス仕様の「ボクスター GTS」とくらべても、出力がプラス45ps、0-100km/h加速は0.5秒速く、最高速度も9km/hアップしている。

Porsche Boxster Spyder|ポルシェ ボクスター スパイダー

Porsche Boxster Spyder|ポルシェ ボクスター スパイダー

足まわりには、固められたスポーツサスペンションを装着することで、車高を20mmローダウン。ブレーキは上位モデル「911カレラ」に採用されているものが奢られる。

エクステリアも通常のボクスターとはことなり、ヘッドレスト直下から後端にかけて伸びる2つの膨らみや、リアエンドの大型のフィンが特徴的なシルエットを形作っている。また、フロントやリアには「ケイマン GT4」と共通のパーツが採用されている。

ボクスター スパイダーはワールドプレミアとあわせ、日本でも4月15日(水)より予約がスタート。税込価格は1,012万円で、ハンドル位置は左右ともに用意される。

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Porsche Boxster Spyder|ポルシェ ボクスター スパイダー
ボディサイズ|全長 4,414 × 全幅 1,801 × 全高 1,262 mm
ホイールベース|2,475 mm
エンジン|3,799 cc 水平対向6気筒 直噴DOHC
最高出力| 276 kW(375 ps)/6,700 rpm
最大トルク|420 Nm/ 4,750 - 6,000 rpm
圧縮比|12.5
トランスミッション|6段MT
駆動方式|MR
0-100km/h加速|4.5秒
最高速度|290 km/h
燃費(NEDC)|9.9 ℓ/100km(およそ10.1km/ℓ)
ハンドル位置|左/右
価格|1,012万円

ポルシェ カスタマーケアセンター
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