Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツ SLS AMG
Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツ SLS AMG
21世紀の300SL、いよいよ予約受付開始
メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデルを手がけるメルセデスAMG社の40年以上にわたる歴史のなかで初のAMG専用モデルとなる新型スーパースポーツカー「メルセデス・ベンツ SLS AMG」の予約注文を、2010年4月14日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークにて受け付けを開始した。
写真=メルセデス・ベンツ日本
きわめて高い運動性能とすぐれた操縦安定性を実現
新型SLS AMGは、メルセデスAMG社独自開発の6.5リッターV型8気筒エンジンにさらなる改良がほどこされ大幅に出力が向上、571PS(420kW)の圧倒的なパワーを発生する。また、ドライサンプ潤滑方式を採用し低重心化を図るとともに、エンジンをフロントアクスル後方に、トランスアクスル式7速デュアルクラッチトランスミッションをリアアクスル上にレイアウトし前後重量配分を最適化することにより(前47:後53)、スーパースポーツカーとしてきわめて高い運動性能とすぐれた操縦安定性を実現している。
SLS AMGのデザインは、メルセデス・ベンツの伝説的スポーツカー「300 SL」の象徴的なデザインアイコンであるガルウイングドアをはじめ、ロングノーズ&ショートデッキの典型的スポーツカースタイルを現代流に解釈し、21世紀のもっとも美しいスポーツカーを世に送り出すことを目指すメルセデス・ブランドの目標に適ったもの。
アルミニウム・スペースフレームボディ構造による軽量かつ硬度なボディ
ボディは、徹底的な軽量化を図りながら高いボディ剛性を実現するアルミニウム・スペースフレームボディ構造を採用し、卓越したハンドリング性能に大きく寄与するとともに、高度なボディ設計により、メルセデス・ベンツの厳格な基準を満たす衝突安全性を実現している。
この軽量ボディと最先端技術を駆使して効率化を追求したドライブトレインによりSLS AMGは0-100km/h加速3.8秒、最高時速317km/h(電子リミッター作動)という圧倒的な動力性能を発揮しながらも、NEDC総合燃費13.2ℓ/100km(7.6km/ℓ)というクラストップレベルの燃費効率を達成。さらに、排出ガス基準についてはEU5、LEV2、ULEVに適合しており、高い環境性能も兼ね備えている。
2010年シーズンのF1セーフティカーにも選ばれたSLS AMG、メーカー希望小売価格は2430万円を予定している。
Mercedes-Benz SLS AMG|メルセデス・ベンツ SLS AMG
ボディ|全長4,638×全幅1,939×全高1,262mm
ホイールベース|2,680mm
車両重量|1,620kg
エンジン|V型8気筒DOHC
最高出力|420kW[571ps〕/6,800rpm
最大トルク|650Nm/4,750rpm
トランスミッション|AMGスピードシフトDCT
7速スポーツトランスミッション
価格|2430万円
※欧州仕様
MERCEDES CALL
0120-190-610
BRAND HISTORY
自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりが別々にガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。
製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。
こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役として常に時代の先頭を走り続けているのだ。