EQBがメルセデス・ベンツ最新のデザイン言語にブラッシュアップ|Mercedes Benz
CAR / NEWS
2024年6月17日

EQBがメルセデス・ベンツ最新のデザイン言語にブラッシュアップ|Mercedes Benz

Mercedes Benz EQB|メルセデス・ベンツ EQB

BEVのコンパクトSUV「EQB」をマイナーチェンジ

メルセデス・ベンツ日本は、電気自動車(BEV)のコンパクトSUV「EQB」をマイナーチェンジして発表すると同時に予約受注を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

高電圧のリチウムイオンバッテリーに変更し、航続距離を伸長

2021年にワールドプレミアしたEQBがブラッシュアップした。
ボディサイズは全長4,685×全幅1,835×全高1,705 mm。日本の道路環境下で取り回ししやすいサイズでありながら、2,830㎜というロングホイールベースを生かし、最大7人の乗車や大きな荷物が搭載できるなど、日常の使い勝手も両立させる設計となっているのが特徴だ。
パワーユニットは2種類。「EQB 250+」は、最高出力140kW(190ps)、最大トルク385Nmを発生する交流同期電動機をフロントアクスルに搭載し前輪を駆動する。
一方、四輪駆動の「EQB 350 4MATIC」は、フロントアクスルに交流誘導電動機を1基、リアアクスルに交流同期電動機を1 基搭載し、最高出力は215kW(292ps)、最大トルク520Nmを発生。
リアの電気モーターをメインとしてフロントの電気モーターを高負荷時などにサポートとして使うことで電力量消費率を最適化すると同時に、フロントアクスル誘導モーターの部分負荷域の引きずり損失を最小限に抑えるという。
バッテリーは、高電圧のリチウムイオン電池に変更。「EQB 250+」は70.5kWhを搭載し、一充電走行距離はWLTCモードで557㎞と前モデルよりも伸長した。充電は6.0kWまでの交流普通充電と100kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応する。
エクステリアは、シルエットはキープコンセプトながらも、メルセデス・ベンツのEVにおける最新デザイン言語を踏襲。立体的なスターパターンが目を引くフロントフェイスや新デザインのフロントバンパーなどが与えられた。
室内では、ナビゲーションやドライビングアシスタンスパッケージなどを直感的に操作できる新世代ステアリングホイールを採用。
また、夜間走行時に無数のスリーポインテッドスターを助手席のインテリアトリムに浮かび上がらせるバックライト付きの「スターパターンインテリアトリム」も取り入れつつ、すっきりとしたインテリアが演出された。
安全装備は、従来の運転支援機能「レーダーセーフティパッケージ」から、国際的な基準の「UN-ECE R152」に準拠したため、新世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」へと変更に。
こちらでも、先行車との車間距離を調節したり、渋滞時に先行車が発進した場合、自動で再発進する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、衝突が近いと判断すると表示や音でドライバーに警告する「アクティブブレーキアシスト」などが搭載される。
ボディカラーには新たにハイテックシルバーとスペクトラルブルーも追加された。
価格は前輪駆動の「EQB 250+」が811万円で、デリバリーはすでに開始されている。四輪駆動の「EQB 350 4MATIC」は899万円。なお「EQB 350 4MATIC」は現在国土交通省の自動車型式認証申請中のため予定価格となっており、デリバリーは2024年7月下旬ごろからの予定となる。
問い合わせ先

メルセデスコール
Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/

                      
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