Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ Eクラスを拡充
Mercedes-Benz E-Class|メルセデス・ベンツ Eクラス
世界一のクリーンディーゼルがもっと優雅に
メルセデス・ベンツは、同ブランドのラインナップのなかでも中核に位置する「Eクラス」(セダン、ステーションワゴン)の仕様、装備を充実し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークをつうじ、8月25日より販売を開始した。
text by OPENERS
環境にもやさしい高級セダンの拡充
メルセデス・ベンツ Eクラスは、昨年の春にセダンのフルモデルチェンジをおこなった。それ以来、クーペ、ステーションワゴン、カブリオレとモデルラインナップを広げ、販売台数にかんしても高い数字を出している。
とくに、今年2月に発売された、「世界一クリーンなディーゼル」を標榜する「E 350 BlueTEC」は、7月末時点の受注台数が1500台を超えるほど人気を博している。燃費が高く経済的にも非常にすぐれている同車は、メルセデスの優雅さをもっとも身近に感じることにできるモデルだといえる。
そのモデルを含め、スペック、環境性能ともに高いクオリティをもつ「Eクラス」がこのたび、価格の変更をおこなわず仕様、装備を拡充した。おもに、安全性、快適性を向上させるためにあらたな装備を採用。インテリアの上質感を上げるためのオプションの設定を多様化した。
具体的には、以下のとおりである。
まず、全モデルに適用される事項としては、
被視認性の向上。フロントバンパーに「E 63 AMG」標準装備の「LEDドライビングライト」を全モデルに装備し、フロントマスクの演出強化とともに、夜間走行での安全性を高めた。
ステーションワゴン、セダン E 350 BlueTECに標準装備されていた「SRS ぺルビスバッグ」を全モデルに採用。これにより、側面衝突時の前席乗員の胴や骨盤周辺にかかる負荷が軽減される。
また、くわえて衝突時にかんし、後席のシートベルトを自動的に巻きとるベルトフォースリミッターの作動を、体型におうじて2段階で調整する「アダプティブフォースリミッター」を標準装備した。と、安全性においての改良が多く見られる。
もともとサウンドシステムの評判が高かった同シリーズにオプション設定として、出力610W、14スピーカーにより立体的なサラウンドシステムを構築した「harman/kardon ロジック 7 サラウンドサウンド」が採用された。左右のフロントヘッドレスト背面に8インチのディスプレイを装着し、テレビ、DVD、外部機器の視聴ができる「リアエンターテイメントシステム」もオプションで装着が可能。
また「E 250 CGI」以外のモデルを対象に、本革シートを注文した場合に、「後席シートヒーター」を設定できる。
ドライバーだけではなくほかの乗員にも、メルセデスに乗る楽しみが広がったとも言えるかもしれない。
各、モデルにかんして装備の拡充は以下のとおりである。
「E 63 AMG」
レザーARTICOダッシュボードの採用。フロントスポイラー、リアディフューザー、ドアミラーカバー、トランクリッドスポイラーリップ(セダンのみ)が「AMG カーボンエクステリアパッケージ」としてオプション設定が可能。
くわえて、「AMG カーボンセラミックブレーキ」もオプション設定可能で、これにより制動性を高めた。
また、「レールキーピングアシスト」をオプションとして設定。(パフォーマンスパッケージ選択時は装着不可、またE 550アバンギャルドもエクスクルーシブパッケージ選択時のみ装着が可能)
レールキーピングアシストとは脇見運転など、ドライバーの車線の逸脱を警告してくれるシステムで安全装置機能として非常に期待がもてる。
「E 550 アバンギャルド」
インテリアをより上質にみせる「エクスクルーシブパッケージ」を無償オプションとして設定可能。レザー ARTICO ダッシュボード、ナッパレザーシートなど、ダッシュボードとドアパネル上部をレザー仕様に変えることができる。
「E 350 BlueTEC」
「AMG スポーツパッケージ」をオプションとして採用。
AMGスタイリングパッケージやホワイトステッチいりAMGスポーツシート、ステンレスアクセル&ブレーキペダルを追加装備することができる。
「E 350 アバンギャルド」
電子制御エアサスペンションシステム「AIR マティックサスペンション」をオプション設定。
なお、改良がほどこされたE クラスにも、メルセデス・ケア(3年間走行距離無制限の無料修理・無料メンテナンスと24時間ツーリングサポート)が適用される。また、一般保証および、24時間ツーリングサポートを有償で最大2年間延長するプログラム「My Mercedes」も用意されている。
メルセデスコール
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