BMW 3シリーズ グランツーリスモ 日本発売|BMW
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2015年1月23日

BMW 3シリーズ グランツーリスモ 日本発売|BMW

BMW 3 Series Gran Tourismo|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ グランツーリスモ

BMW 3シリーズ グランツーリスモ 日本発売

ジュネーブモーターショーにて初公開された「BMW 3シリーズ グランツーリスモ」。2012年を代表するクルマのひとつ、BMW3シリーズ」に追加された、セダン、ツーリング(ワゴン)につづく、スタイリッシュな第3のボディタイプが、はやくも日本上陸を果たした。

Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)

直列6気筒モデルもラインナップ

BMW 3シリーズ グランツーリスモのキーワードは、スポーティなエレガンスとルーミーさの融合だ。

具体的には、スポーティを象徴するのが、3シリーズ同様の力強いフロントエンド、クーペのようなルーフライン、サッシュレスドア。ルーミーを象徴するのが、ツーリング(ワゴン)比で11cm長いホイールベース、6cm高い着座位置、7cm余裕が増したレッグルーム、そして、+25リットルのラゲッジルームとなる。後席は、4:2:4の分割可倒式、かつ、シートバックの角度調節も可能。ラゲッジルームのフロア下にも収納スペースをそなえ、かつ、テールゲートには自動開閉機能をそなえると、実用性の高さも自慢だ。

BMW 3 Series Gran Tourismo Modern Line|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ グランツーリスモ モダンライン

BMW 3 Series Gran Tourismo Modern Line|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ グランツーリスモ モダンライン

デザインおよび空力の面で3シリーズ グランツーリスモならではのアクセントとなっているのが、タイヤからボディサイドの空気の流れを最適化することで、空力特性を向上させるフロントタイヤ後方の開口部(エア ブリーザー)と、BMWとしては初のアクティブリアスポイラー。

アクティブリアスポイラーは、時速110km/h以上で自動的に立ち上がり、後軸の浮き上がりを低減するという。

このスポイラーは時速が70km/h以下になると、自動で格納されるが、速度に関係なく、ドライバーはドアのボタンから、マニュアル操作が可能。

BMWによれば、この装備によって、セダンに匹敵する、リアの安定を実現している。

BMW 3 Series Gran Tourismo Modern Line|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ グランツーリズモ モダンライン

日本導入モデルは、2.0リッター直列4気筒エンジン搭載から135kW(184ps)の最高出力を発生する「320i グランツーリスモ」(494万円)、同様のエンジンから、最高出力180kW(245ps)を発生する、よりパワフルな「328i グランツーリスモ」(599万円)、そして、BMW伝統の直列6気筒エンジンをパワートレインとする「335i グランツーリスモ」(730万円)の3つからスタート。これまでの3シリーズ同様、通常モデルにくわえて、スポーツライン、ラグジュアリーライン、モダンラインのデザインライン、そして、内外装のみならず、スポーツサスペンションの採用など、より走りを強調した、Mスポーツパッケージが設定された(Mスポーツパッケージ設定モデルのみ納車は秋を予定)。トランスミッションは、いずれも8段オートマチック。いずれもエコカー減税の対象モデルとなる。

BMWの今後の展開を予告

今回の、3シリーズ グランツーリスモの日本発表にあたっては、BMW AGのデザイン部門でエクステリア・クリエイティブ・ディレクターをつとめる永島譲二氏が来日し、デザインの細部を解説した。氏によれば、アクティブリアスポイラーは、必要とされる性能を満たしながらも、車高を低く抑えることができるため、デザイン的にも必要とされる装置であるという。また、おもにボディサイドに入ったラインは、強い陰影を与え、伸びやかさを強調することで、通常の3シリーズより背が高く、大柄な3シリーズ グランツーリスモを、必要以上に大きく見せない効果がある。

また、ビー・エム・ダブリュー代表取締役社長、アラン・ハリス氏はBMWの今後のモデル展開を予告。それぞれ、コンセプトモデルとして登場していた、クーペモデルの「4シリーズ」、SAC(スポーツアクティビティクーペ)の「X4」は、今後、市販モデルとして登場し、日本にも導入される。製造段階から、低環境負荷を実現した電気自動車「i3」は、2014年の第1四半期にはデリバリー開始が予定され、ハイブリッドスポーツカーとなる「i8」は2014年の終盤に市場に投入される。パリモーターショーに登場した、ハイブリッドモデル「コンセプト アクティブ ツアラー」も2014年中に市販モデルが登場予定。こちらも日本に導入される予定だという。

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BMW 320i Gran Turismo|ビー・エム・ダブリュー 320i グランツーリスモ
ボディサイズ|全長4,825×全幅1,830×全高1,510mm
ホイールベース|2,920 mm
トレッド 前/後|1,540 / 1,585 mm
最低地上高|165 mm
最小回転半径|5.7 メートル
トランク容量|520 - 1,600 リットル
重量|1,660 kg
エンジン|1,997cc 直列4気筒 直噴DOHC ツインスクロールターボ
最高出力| 135kW(184ps)/ 5,000-6,250 rpm
最大トルク|270Nm / 1,250-4,500 rpm
トランスミッション|8段オートマチック
駆動方式|FR
タイヤ|225/55R17
0-100km/h加速|7.9 秒
最高速度|230km/h
燃費(JC08モード)|15.0 km/ℓ
CO2排出量(EUサイクル値)|145 g/km
価格|494万円、スポーツ/モダン/ラグジュアリーは514万円、Mスポーツは543万円

BMW 328i Gran Turismo|ビー・エム・ダブリュー 328i グランツーリスモ
ボディサイズ|全長4,825×全幅1,830×全高1,510mm
ホイールベース|2,920 mm
トレッド 前/後|1,540 / 1,585 mm
最低地上高|165 mm
最小回転半径|5.7 メートル
トランク容量|520 - 1,600 リットル
重量|1,690 kg
エンジン|1,997cc 直列4気筒 直噴DOHC ツインスクロールターボ
最高出力| 180kW(245ps)/ 5,000 rpm
最大トルク|350Nm / 1,250-4,800 rpm
トランスミッション|8段オートマチック
駆動方式|FR
タイヤ|225/55R17
0-100km/h加速|6.1 秒
最高速度|250km/h
燃費(JC08モード)|14.7 km/ℓ
CO2排出量(EUサイクル値)|149 g/km
価格|599万円、スポーツ/モダン/ラグジュアリーは619万円、Mスポーツは648万円

BMW 335i Gran Turismo|ビー・エム・ダブリュー 335i グランツーリスモ
ボディサイズ|全長4,825×全幅1,830×全高1,510mm
ホイールベース|2,920 mm
トレッド 前/後|1,540 / 1,585 mm
最低地上高|165 mm
最小回転半径|5.7 メートル
トランク容量|520 - 1,600 リットル
重量|1,740 kg
エンジン|2,979cc 直列6気筒 直噴DOHC ツインスクロールターボ
最高出力| 225kW(306ps)/ 5,800 rpm
最大トルク|400Nm / 1,200-5,000 rpm
トランスミッション|8段オートマチック
駆動方式|FR
タイヤ|225/55R17
0-100km/h加速|6.1 秒
最高速度|250km/h
燃費(JC08モード)|12.5 km/ℓ
CO2排出量(EUサイクル値)|178 g/km
価格|730万円、スポーツ/モダン/ラグジュアリーは750万円、Mスポーツは776万円

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