ポルシェ「GT3」ロードバージョンも登場|Porsche
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月5日

ポルシェ「GT3」ロードバージョンも登場|Porsche

Porsche 911 GT3|ポルシェ 911 GT3

新型911 GT3が受注を開始

「ポルシェ911」の誕生から50周年となる節目の年に登場する「911 GT3 CUP」につづき、サーキット向けハイパフォーマンス スポーツカーの分野であらたな時代を切りひらく新型「911 GT3」がデビューする。

Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)

ロードバージョンも登場

ポルシェ ジャパンは、3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2013のプレスデイにおいて、ワールドプレミアを果たす、新型「911 GT3」 の予約受注を開始する。

エンジン、トランスミッション、ボディ、およびシャシーは先代「GT3」より一新され、パフォーマンスを向上させている。その結果、最高出力は475ps(350kW)、パワーウェイトレシオは3.0kg/psとなり0-100km/h加速3.5秒、0-200km/h加速12秒を記録。トップスピードは315km/hに達し、ニュルブルクリンク北コースを7分30秒以内で周回するポテンシャルをもつ。



そんなポテンシャルを引き出すパワートレーンは前述のとおり、最高出力350kw(475ps)/8,250rpmを発生する3.8リッター水平対向6気筒エンジンだ。カレラSのエンジンをベースとし、チタニウム製コネクティングロッドや鍛造ピストンが奢られ、最高回転数は9,000rpmにも達する高回転エンジンに仕立て上げられている。これに、GT3専用にチューンされた7段PDKが組みあわされる。

また、ポルシェの市販車としては、はじめて「リアホイールステアリング」を装着。これは車速に応じてフロントホイールとともに、リアホイールの操舵をおこない、操作性や安定性を高める機構だ。

ほかにも電子制御リアディファレンシャルとダイナミックエンジンマウントを装着。また、新開発のオールアルミニウム製サスペンションは、先代モデルとおなじく車高、トー、およびキャンバーを調節することが可能となっている。

全車ハンドルは左の設定でトランスミッションは専用の7段PDKのみとなる。価格は1,859万円だ。

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