SPRING&SUMMER 2016 BAG&SHOES|HANKYU MEN’S
HANKYU MEN’S|阪急メンズ
この春夏に買うべき、バッグと靴
SPRING&SUMMER 2016 BAG&SHOES
ファッションにシーズン性をもたらすキーアイテムとなるのが、バッグと靴。ディテールの一部のようでありながら、アップデートすることでコーディネートをリフレッシュしてくれる効果は、もはや脇役とは呼べない価値をもつ。「阪急メンズ」で、今年らしい存在感のあるバッグと靴を見つけよう。
Photograph by KUBOTAIkuo(OWL) Styling by OKU ToshihiroArt Direction by OTSUKA MasaoDirection&Text by ITO Yuji
あたらしいラグジュアリーのかたちを提案
「阪急メンズ」に揃った、この春夏の新作の特徴はラグジュアリーブランドがスポーティーやミリタリーといったカジュアル的要素を取り入れていることが挙げられる。これは気負うことなくファッションを楽しむ、という時代の気分の表れでもあり、普段遣いに適したアイテムとなりつつあることを意味する。
それを象徴するのが「ボッテガ・ヴェネタ」と「トム フォード」だ。両ブランドともにラグジュアリーな世界観を打ち出しているが、今季リリースされた新作バッグは、いずれもバックパック。トレンドをふまえながらも、そこにデザイン性と高いクオリティを落とし込んだ巧みなデザインは、大人がもつにふさわしい品格を纏っている。
一方で、遊び心を効かせたデザインが光るのは「フェンディ」。スリッポンタイプのスニーカーはコーディネートに取り入れやすいモノトーンのスエードで、アッパーにはアイコニックな「バッグバグス」をあしらい、ヒール部分には長めのスタッズでエッジを効かせた仕上がりとなっている。
デニムやホワイトレザーで季節感を演出
春夏らしさという点では、素材と色にも注目したい。「ジミー チュウ」では、スカイブルーのレザーを使ったブローグ入りのモンクストラップに、スニーカーソールを合わせたハイブリッドな靴や、人気の高い定番デザインのクラッチにホワイトレザーを使ったモデルも登場。色で清涼感を演出するというような大人っぽい着こなしにもマッチする。
素材においては、もっとも今シーズンらしさを感じさせるのがデニム。そのカジュアルさをエレガントな世界観で仕立て上げたのが「ランバン」だ。スリッポンとトートバッグに共地のデニムを使い、デイリーユースとしてもちょうどいいこなれ感のあるデザインは、リラックスした雰囲気をもたらしつつも、メゾンならではの優雅さを兼ね備えたもの。
ファッションというとウエアばかりに気を取られがちだが、バッグと靴は腕時計とおなじくらい、持ち主の価値観を表すアイテムといえる。だからこそ、新作を取り入れて時代の空気を纏うことがセンスの良さの証となる。トレンドやいまどきな雰囲気といった要素を前提にセレクトされた新作が集う「阪急メンズ」で、今年らしいバッグと靴を新調してみてはいかがだろう。
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