ASTON MARTIN V12 Zagato|アストンマーティン V12 ザガート 生産を表明
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2015年3月9日

ASTON MARTIN V12 Zagato|アストンマーティン V12 ザガート 生産を表明

ASTON MARTIN V12 Zagato|アストンマーティン V12 ザガート

ザガートとのコラボレーションモデル 2012年の生産を表明

アストンマーティンは、5月に初披露されたカロッツェリア「ザガート」とのコラボレーションモデル「V12 ザガート」を2012年に生産開始すると発表した。生産台数は限定150台で、価格は33万ポンド(約4200万円)となる。

文=谷中朋美

次の50年を代表する完璧なモデル

アストンマーティンとザガートがはじめてタッグを組んだ伝説のスポーツカー「DB4GT ザガート」誕生50周年を祝し製作された「V12 ザガート」。両社はこれまでにDB4GT ザガートのほかにも「V8 ヴォランテ・ザガート」「DB7 ザガート」などと、数かずの名車を生み出してきたが、ウルリッヒ・ベッツCEOも「アストンマーティン誕生50周年を記念して発表されたアイコン『DB4GT ザガート』と並び、『V12 ザガート』は次の50年を代表する完璧なモデル」と太鼓判を押す。

今年5月にイタリアで開かれたヴィラデステ・コンクールでは、「コンセプト&プロトタイプクラス」のデザイン賞を獲得。6月のドイツ・ニュルブルクリンク24時間レースでも見事完走するなど、デザイン、性能ともに折り紙つきで、市販化が熱望されていた。

ASTON MARTIN V12 Zagato|アストンマーティン V12 ザガート 生産を表明|02

ASTON MARTIN V12 Zagato|アストンマーティン V12 ザガート 生産を表明|03

デリバリーは2012年下半期を予定

「V12 ザガート」は、「V12 ヴァンテージ」をベースに、アルミニウムとカーボンファイバーでハンドメイドされたグラマラスで美しいボディラインが特徴。アストンマーティンのデザインディレクター マレック・ライヒマン氏も「エレガントでありながらも野性味溢れるV12 ザガートは、このクルマがレーシングカーの世界における純血なサラブレッドであることをしめしている」とコメント。

パワートレインには6.0リッターV型12エンジンを搭載。最高出力380kW(517ps)/6,500rpm、最大トルク570Nm/5,750rpmというハイパフォーマンスを誇る。トランスミッションは6段マニュアルで、足もとには19インチの専用アルミホイール、ピレリ製のタイヤを装着。0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は305km/hになる。

すでに予約受付が開始されており、生産は2012年からアストンマーティンの本拠地、イギリス・ゲイドンにおいてハンドメイドでおこなわれ、初回のデリバリーは2012年下半期を予定しているという。

           
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