PEUGEOT 207 Series│プジョー 207 シリーズ 装備、仕様を充実させた新ラインナップ
PEUGEOT 207 Series│プジョー 207 シリーズ
装備、仕様を充実させた新ラインナップ
プジョー・シトロエン・ジャポンは、コンパクトモデル「207」シリーズの装備や仕様をグレードアップさせるとともに、ラインナップを見なおし、7月1日(金)から販売すると発表した。
文=谷中朋未
ハッチバックのエントリーモデルは、装備拡充でも価格は据え置き
「207」シリーズは、2007年に日本に導入され、ハッチバックやステーションワゴンモデルの「SW」、クーペ・カブリオレモデルの「CC」と多彩なボディバリエーションを展開。ハッチバックの「GT」をのぞくモデルには、最高出力88kW(120ps)/6,000rpm、最大トルク160Nm(16.3kgm)/4,250rpm の1.6リッター直列4気筒DOHCエンジンが採用され、取りまわしの良いサイズでプジョーの最量販モデルとして多くのひとから愛されてきた。今回は5ドアのハッチバックモデルと「SW」で装備の追加とモデルラインナップの変更がおこなわれ、「CC」をふくむすべてのモデルでボディカラーが追加される。
5ドアハッチバックモデルのエントリーモデル「Style」は、エクステリアにアルミ調のフロントグリルやフォグランプ、ボディカラーと同色のクロームストリップ入りサイドモールを装備。インテリアでは革巻きステアリングホイール、安全性ではESP(横滑り防止装置)を搭載しながらも、車輛本体価格は現行モデルと変わらない199万円に据え置いた。
SWにもエントリーモデル「Style」が登場
ラインナップの見なおしもおこなわれ、これまで上位モデルだった「Premium」と「Cielo」を1モデルに統一し、「Style」「Cielo」「GT」の3モデル構成に。新「Cielo」は、パノラミックガラスルーフが採用され、シートはファブリックと人工皮革を組み合わせたものに変更されたものの、価格は現行より20万円も安い299万円に値下げとなった。
1.6リッターツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力115kW(156ps)/6,000rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/1,400-3,500rpmのパワーを発揮するスポーティモデル「GT」はホイールデザインを変更。革巻きスポーツステアリングホイールも装備され、価格は現行モデルより6万円安い260万円になった。
「SW」シリーズにも225万円のエントリーモデル「Style」を設定。上位モデルの「Premium」は、アルミ調のフロントグリル、ファブリックと人工皮革を組み合わせたシート素材を追加しながらも現行モデルより9万円安い245万円に値下げした。
カラーは、新色の「オアシス・ブルー」と「モレロ・ブラック」が追加され、全9色展開となる。
PEUGEOT 207 Series│プジョー 207 シリーズ
ボディサイズ│全長4,045×全幅1,750×全高1,470mm(ハッチバック)
全長4,160×全幅1,750×全高1,535mm(SW)
全長4,045×全幅1,750×全高1,395mm(CC)
ホイールベース│2,540mm
エンジン│1.6リッター直列4気筒DOHC
1.6リッターターボチャージャーつき直列4気筒DOHC(GT)
最高出力88kW(120ps)/6,000rpm
115kW(156ps)/6,000rpm(GT)
最大トルク│160Nm(16.3kgm)/4,250rpm
240Nm(24.5kgm)/1,400-3,500rpm(GT)
トランスミッション│4段オートマチック
6段マニュアル(GT)
10・15モード燃費│11.2km/ℓ
12.4km/ℓ(GT)
価格|Style:199万円、Cielo:229万円、GT:260万円(ハッチバック)
Style:225万円、Premium:245万円(SW)
Premium:299万円、Griffe:334万円(CC)