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2015年3月16日
ホンダ|HONDA 上海でのコンセプトは「Mobility for the Earth」
ホンダ フィット EV コンセプト|HONDA Fit EV Concept
「Mobility for the Earth」をコンセプトに掲げる出展
ホンダは、4月21日から開催される上海オートショーへの出展概要を発表した。
Text by OPENERS
IMAハイブリッドシステムがワールドプレミア
2010年の12月におこなわれたロサンゼルス オートショーで公開されたフィットをベースとする電気自動車「フィット EV コンセプト」。同車は、2012年の販売が目されており、日本、アメリカの市場に導入される予定となっている。これと同時に発表されたのが、次期のアコードなどに用いられる予定のプラグインハイブリッドプラットフォームである。
今回の上海オートショーでは、このそれぞれが展示されることになっており、どちらも中国では初のお披露目となる。
同ショーにおけるホンダブースの掲げるコンセプトは「Mobility for the Earth」。フィット EV コンセプトのほか、フィット ハイブリッド、2012年に中国での発売が予定されているハイブリッドカー「インサイト」「CR-Z」など、ホンダがもつCO2排出量の低減を前提に開発されたクルマをこのたびの展示の柱とし、将来の低炭素モビリティ社会の実現を提案するという。
また、リチウムイオンバッテリーを搭載したIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)ハイブリッドシステムの技術展示モデルは、今回がワールドプレミアとなる。
東日本大震災のあとという過酷な状況のなかでの出展となるが、将来のクルマのありかたに対するあたらしい提言があることをぜひとも期待したい。