RALPH LAUREN|クラシックカーが時計になった!
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2015年5月1日

RALPH LAUREN|クラシックカーが時計になった!

RALPH LAUREN|ラルフ ローレン

早くもS.I.H.H.2011のプレビュー!

クラシックカーが時計になった

ラルフ ローレンは2011年1月に開催されるジュネーブサロン(S.I.H.H.)で発表する新作コレクションより、スポーティング コレクションのニューモデルを公開した。

文=松尾 大

ラルフ ローレンのために製造されるIWC製ムーブメント

「すべてのブガッティはダッシュボードから、エンジンを構成する部品にいたるまで、どこかアートオブジェのようだ。ブガッティのひとつひとつのディテールはまるで芸術品といえよう。または高級な腕時計といったほうがよいのかもしれない」とクラシックカーのコレクターとしてしられるラルフ・ローレン氏は語る。

彼は長いあいだ、デザインのインスピレーションとして“自動車”を見つめてきた。彼自身が所有するレーシングカーに使用されているカーボンファイバーとおなじ素材を用いてつくった椅子や、スポーツカーの黒くモダンでなめらかな感覚からデザインされたラゲージなど、自動車の世界の要素をみずからのコレクションにそそぎ込みつづけてきた人物である。

そして2011 年、ラルフ ローレンは自身のカーコレクションにインスパイアされた初のタイムピースを発表する。木製ダイアルが特徴のラルフ ローレン スポーティング ウォッチがそれである。高級車と高級腕時計への情熱を融合し、本人が所有する1938年型ブガッティ タイプ57SC クーペ・アトランティークの洗練された内装をデザインに取り入れたものだ。

ラルフローレン|Ralph Lauren01

©Ralph Lauren Watch & Jewelry Co.,

このラルフ ローレン スポーティングの特徴は、ステンレススティール製ケースに、ブガッティの象徴的な木製ダッシュボードとトリムのディテールを活かし、リッチな楡材を使用したユニークなダイアルを備えているところだ。楡は、その揃った木目パターンと希少性から伝統的に彫刻家や芸術家に愛されてきた素材。

ダイアル中央部の黒いマット仕上げと、ブラックのカーフレザーストラップは、木のあたたかさと美しいコントラストを描いている。ラルフ・ ローレン氏がもつ貴重なクラシックカーのインテリアが、ブラック・レザーシートと木目のダッシュボードの美しいコントラストでデザインされているようすを思わせる。自動車のオリジナルのメーターと同様に、読みとりやすさを考慮し、文字盤にはアラビア数字がもちいられている。

剣の形をした針はオープン・レイルウェイ・トラック・スタイルの分目盛にあわせて時と分を刻む。6時に位置するサブダイアルでは、クローズ・レイルウェイ・トラック・スタイルの秒目盛を矢尻型の針が示している。ベゼルとダイアルには機能性を備えたスクリューがアクセントとなり、リューズにはRL のロゴがほどこされる。

ムーブメントはIWC によりラルフ ローレンのために製造される手巻きムーブメントで、45 時間のパワーリザーブを備えるキャリバーRL98295 を搭載している。ラルフ ローレン スポーティングのほかのモデルと同様に、サファイアクリスタルのケースバックからは、コート・ド・ジュネーブやペルラージュの技法により仕上げられたムーブメントのプレートを見ることができるという。

ラルフローレン|Ralph Lauren01

©Ralph Lauren Watch & Jewelry Co.,

RALPH LAUREN スポーティング ウォッチ
ムーブメント:手巻きメカニカル(Ralph Lauren のためのIWC 製マニュファクチュール ムーブメント)、キャリバー: RL98295、振動数:18,000 回/時(2.5 Hz) パワーリザーブ:45 時間

ケース:ケース径44.80 mm、スティール、ポリッシュ&ブラッシュ仕上げ、ドーム型サファイアクリスタル、両面無色反射防止コーティング、5 気圧(50 m)防水

ラルフ ローレン 表参道
Tel. 03-6438-5800

           
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