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2015年5月13日
ロールス・ロイス第4のモデルは「ドーン」|Rolls-Royce
Rolls-Royce Dawn|ロールス・ロイス ドーン
ロールス第4のモデル、その名は「ドーン」
ロールス・ロイスは、オープンモデルとなる第4のラインナップを「ドーン(Dawn)」という名称にすると発表した。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
1950年代のモデルをオマージュ
現地時間の5月12日、ロサンゼルスでおこなわれた2015ロールス・ロイス ワールド ディーラー カンファレンスにおいて、ロールス・ロイスは、新生ロールズ第4のモデル名を、「ドーン」とし、2016年の第1四半期にはローンチすると公表した。
昨2014年にブランド創設110周年を迎えたロールス・ロイス。紆余曲折のながい歴史を経て、2003年からはBMWグループ傘下でブランド再構築に乗り出しており、同年に登場したフラッグシップモデル「ファントム」を皮切りに「ファントム ドロップヘッドクーペ」「ファントム クーペ」というファントム ファミリー、2009年にはラグジュアリーサルーン「ゴースト」、さらに2013年にはスポーティな2ドアクーペ「レイス」を発表。そして2016年には、第4のラインナップ「ドーン」がくわわることがあきらかにされた。
ロールズの新モデルというと、先日その開発が発表されたクロスオーバーモデルも記憶にあたらしいが、このドーンは日常を刺激に満たすオープンモデルということでこれとは別のものとなる。
モデル名の“夜明け”を意味するドーン(Dawn)は、1949年から製造が開始された「シルヴァー ドーン」に由来する。そのなかでも、1950年から54年までのあいだに世に送り出されたドロップヘッドボディは、わずか28台と希少なモデルだ。
今回公開されたのは、あらたなモデル自体ではなく1952年製のシルヴァー ドーンだが、これをオマージュしたあらたなるロールズの登場が期待される。