ロールス・ロイス ゴーストがより現代的なしつらえに。シリーズIIへと進化|Rolls-Royce
CAR / NEWS
2024年10月10日

ロールス・ロイス ゴーストがより現代的なしつらえに。シリーズIIへと進化|Rolls-Royce

Rolls-Royce Ghost Series II|ロールス・ロイス ゴースト シリーズII

最上級の後部座席をつくりあげるエクステンデッド モデルも登場

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、人気モデル「ゴースト」を進化。「ゴースト シリーズII」として発表した。また同時に、リアスペースを拡大するなどした「ゴースト・エクステンデッド シリーズII」も発表された。
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Text by YANAKA Tomomi

ビスポークのニーズに応えるべくインテリア素材やカラーなどを豊富に用意

2009年に誕生し、ロールス・ロイスでのベストセラーモデルとして君臨してきたゴースト。2代目へとフルモデルチェンジした2020年以降は、オーナーそれぞれの個性をビスポークでより体現できるようになり、今回のシリーズIIでそのキャンバスはより大きなものとなったという。
エクステリアはクリーンで現代的なデザインとなり、リアでは新しいテールランプを採用。ロールス・ロイス初のBEV「スペクター」と同じく、リアからサイドまでがつながるデザインとなった。足元には22インチ、9スポークのホイールが装備されている。
室内では、セントラル・インフォメーション・ディスプレイに「SPIRIT(スピリット)」オペレーションシステムが組み込まれ、エンターテイメント性能やコネクティビティも大幅に向上。オーナー専用のアプリケーション「Wispers(ウィスパーズ)」とも統合され、車両位置の確認や施錠をリモートで管理できるようになった。
内装のアイテムや、内外装のカラーはもちろんビスポーク可能。ゴーストを購入する顧客は、車両購入価格の平均10%をビスポークに投じるといい、それに応えるべく、熟練した職人の手によるインテリア素材やカラーなどを豊富に用意する。
ゴースト・シリーズIIでは、既存の4万4000色を超えるプレタポルテ・カラーと、オリジナルカラーを作り出すビスポーク・カラーにくわえ、今回デザイナーが新たに新色「マスティク・ブルー」を考案。ガラスとマイカ・フレークを使用することで、熱帯の海に反射する陽光を思わせるきらめきを生み出した。
クルマの心臓部には、静粛性に優れたドライバー志向の6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。
8段ATと組み合わせており、最大トルクはアイドリング回数をわずか600rpm上回る1,600rpmで得られるため、ひとつのギアが途切れなく続く感覚と、ロールスロイス特有の「ワフタビリティ(Waftability)」が生まれるという。
またサスペンションとシャシーのシステムはカメラ前方え道路を読み取り、路面の変化に合わせてサスペンションを可変させるフラッグベアラーシステムにより強化。
これに加え、GPSデータを利用して、カーブの曲率に応じた最適なギアを選択するサテライト・エイデッド・トランスミッションも搭載されることで、静粛性やダイナミズムに寄与するという。
ロールスロイスでは、ゴースト・シリーズIIにくわえ、最上級のリアスペースを演出する「ゴースト・エクステンデッド・シリーズII」も同時発表。
リアドアと開口部を拡張することで、リアのスペースを170㎜拡大しており、リクライニング式のセレニティ・シートや、ヴィンテージとノンヴィンテージ、それぞれの最適温度に設定できるシャンパンクーラーなども選択でき、極上の空間を提供する。
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