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2020年8月5日
CHAPTER1 エポックモデルから紐解く、チューダークロノグラフの歴史|TUDOR
チューダー製クロノグラフ誕生40周年記念“HOMEPLATE” “MONTE CARLO” の復刻
2010年、チューダーのクロノグラフが誕生40周年を迎えたことを記念して「ヘリテージ クロノ」が発表されました。Ref.7033(12時間目盛りの両方向回転ベゼルを搭載した1970年のプロトタイプ)のエッセンスを取り入れつつモダンなデザインへと昇華された本モデルは、台形フォルムで縁がポリッシュ仕上げの針や、リュウズガード、回転ベゼルやプッシャーに施されたテクスチャーなど、ユニークな特徴を持つモデルです。
グレーにブラックのサブカウンター、もしくはブラックにグレーのサブカウンターといった、1970年代のモデルから着想を得た2種類の異なるダイアルが本モデルには採用されました。ホームベースと呼ばれた五角形のアワーマーカーはオリジナルではペイントでしたが、同じ形状を保ちつつも、ダイアルと高低差をつけることでより洗練されたデザインとしています。
また本モデルはスチールブレスレットだけでなく、ブラック、オレンジ、グレーが配されたファブリックストラップに取り付けることが可能でした。このチューダーがいち早く実現してきたファブリックストラップの採用は、今や腕時計業界全体へと影響を与えています。
そして2013年、同モデルの新たな製品として「ヘリテージ クロノ ブルー」が発売。ブルーのカラーはもちろんのこと、通称“モンテカルロ”と呼ばれる第2世代のダイアルから着想を得たデザインが用いられました。
これらのモデルには、新たに45分積算計と6時位置の日付表示を備えたキャリバー「2892」が採用されました。
問い合わせ先
日本ロレックス / チューダー
Tel.03-3216-5671
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