新型GSに試乗|LEXUS

新型GSに試乗|LEXUS

LEXUS GS|レクサスGS快適性とスポーツ性を両立新型GSに試乗「セカンドステージに入ったレクサスの頭出しモデル」というレクサスの新型GSに試乗した。セカンドステージとは、静粛性と乗り心地のよさという従来からの価値にくわえて、走りのよさを追求したことが謳われる。Text by OGAWA FumioPhotograhs by TAKAHASHI Nobuhiro新世代のデザインアイデンティティを採用新型GSは、500万円を超える4ドアセダンで、レクサスブランドにおいては、LSとISのあいだを埋めるモデル。メルセデスベンツ、アウディ、BMWといった欧州の高級ブランドと真っ向からぶつかるモデルでもある。フロントマスクはスピンドルグリルと呼ばれる新世代のデザインアイデンティティをまっさきに与えられている。果たして、操縦しての楽しさを味わわせてくれるモデルに仕上がっていた。レスサスGSについてはOPENERSでも既報ずみなので、ここでは概要に触れるだけにとどめる。ラインナップは大きくい...
Car
待望のトヨタ86 4月6日発売!|TOYOTA

待望のトヨタ86 4月6日発売!|TOYOTA

トヨタ 86│TOYOTA 86待望のトヨタ86 4月6日発売!トヨタは2月2日、幕張メッセにて 「トヨタ86 オープニングガラパーティー」と称したパーティを催し、社長 豊田章男氏をホストに小型FRスポーツ「86」の発売を大々的にアナウンスした。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)モリゾウ絶賛!第42回東京モーターショー2011にプロトタイプモデルが登場したトヨタの小型FRスポーツ「86」。2月2日、幕張メッセで開催されたその86のオープニングパーティは「ここ10数年のあいだに、トヨタのスポーツカーはつぎつぎと市場から消え、私たちはそのことを真摯に反省し86の開発を進めてまいりました。」というトヨタ自動車社長 豊田章男氏のひとことから幕を開けた。しかし、ガズーレーシングチームのレーシングスーツに身をつつんだこの日の豊田章男氏は、これ以降、社長というよりもむしろ“モリゾウ”というドライバーズネームをもつ、ひとりの自動車愛好家の立場を強調。自らも86のハンド...
フルモデルチェンジをはたしたレクサスGS販売開始|LEXUS

フルモデルチェンジをはたしたレクサスGS販売開始|LEXUS

LEXUS GS|レクサスGSフルモデルチェンジをはたしたレクサスGS販売開始トヨタ自動車の高級ブランド、レクサス。「レクサスが変わる、GSから変わる。」という東京モーターショーでの豊田章男社長の宣言も記憶にあたらしいところだが、その宣言通りフルモデルチェンジをはたしたレクサスブランドのグランドツーリングセダンと位置づけられる、GSシリーズ、「レクサスGS450h」と「GS350」、さらに新たに設定された「GS250」が販売準備を完了した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)レクサスブランドのあたらしい一歩今回のフルモデルチェンジにあたって「日本発『真のグローバルプレミアミムブランド』としてレクサスのあらたなステージを切り開く」と、意気込みをみせるレクサスだが、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」でワールドプレミアを果たした「レクサスGS」は、コンセプトモデル「LF-Gh」のデザインを踏襲したフロントグリル「スピンドルグリル」をレクサスのあたらしい象...
新型レクサスGS発表イベントをUstreamでライブ配信|LEXUS

新型レクサスGS発表イベントをUstreamでライブ配信|LEXUS

LEXUS GS|レクサスGS新型レクサスGS発表イベントをUstreamでライブ配信レクサスは1月26日、同社初の試みとなるUstream上での新型車発表イベント「SPINDLE ONLINE(スピンドル オンライン)」を開催する。Text by TANAKA Junko(OPENERS)Photo by ARAKAWA Masayuki1月26日(木)14時30分からライブ配信昨年12月、第42回東京モーターショー2011で日本初披露された、新型「GS」シリーズ。その魅力をより深く知ってもらうことを目的に、レクサスは1月26日14時30分から行われる発表イベントをUstreamでライブ配信することを発表した。発表イベントでは、同シリーズのメインターゲットである「新しい価値観を持ち、グローバルに活躍する40代」の代表として、各界で活躍する4人(プロデューサーのおちまさとさん、映画監督の行定勲さん、プラネタリウムクリエーターの大平貴之さん、ロボットデザイナーの松井龍哉さん)をゲスト...
2012年デトロイトモーターショー現地レポート|LEXUS

2012年デトロイトモーターショー現地レポート|LEXUS

レクサス|LEXUS2012年デトロイトモーターショーレクサス 新型GSを公開!例年通り、レクサスブースではなく大きな収容人数を誇る“リバービュー・ボールルーム”にて開催されたプレスカンファレンスで、レクサスは「LF-LC」を発表した。Text & Photo by SHIMASHITA Yasuhisa今回もっともフォトジェニックな一台カンファレンスにて発表されたLF-LCは、次世代のハイブリッドパワートレインを積む後輪駆動の2+2クーペという以外に、ほとんど概要は明らかにされていない。しかし、その存在感は十分に話題となり得るものであり、今回のデトロイトショーで、もっともフォトジェニックな1台だったと言っていい。ブースの前面に配置されていたのは、遂に正式発表となった新型GS。さらに奥には、早速スピンドルグリルを採り入れた最新のLXも展示されていた。昨年は震災、そしてタイの洪水の影響もあって商品供給に問題を生じ、日本でのラグジュアリーブランドトップシェアの座を久しぶりに明け...
日産パイクカー誕生秘話 Be-1|NISSAN

日産パイクカー誕生秘話 Be-1|NISSAN

NISSAN Be-1|日産 Be-1日産パイクカー Be-1誕生秘話今から25年前のことである。1987年1月、日産自動車から1台の「特別なクルマ」が誕生した。そのクルマはとても小さく、非力なクルマであったが、発売されるや否や、日本にちょっとしたブームを巻き起こし、日産自動車の未来を大きく変えてしまった。発売より四半世紀が経った今もクルマ好きのあいだで語られるほどの「名車」にまでなった1台のクルマ。そんなとある「小さな巨人」の誕生にかかわった人々に、当時を振りかえってもらった。Text by OGAWA Fumio「自動車業界ほど商売のやりかたを知らないやつはいない」坂井直樹さん(以下・坂井) 仕事とおもってやっていても、人生における大事な思い出になることがときどきありますね。僕たちにとって、日産「Be-1」はそういう仕事でした。山本明さん(以下・山本) 1987年に発売してわずか1万台しかつくらなかったクルマなのに。当時一緒にBe-1の開発をした僕たちは、いまでもときどき同窓会...
日産パイクカー誕生秘話 Be-1 第2回|NISSAN

日産パイクカー誕生秘話 Be-1 第2回|NISSAN

NISSAN Be-1|日産 Be-1日産パイクカー Be-1誕生秘話 第2回そして名車は誕生した1985年、東京モーターショー。ガソリンエンジンを搭載した自動車が発明されてから100周年という年に開催されたこの自動車ショーに、1台の小さな、黄色いコンセプトカーが登場した。これが、のちに社会現象まで引き起こすに至る名車「Be-1」。多くの苦難の末に誕生したBe-1、その誕生に尽力した人々に当時の秘話をうかがった。Text by OGAWA Fumio日産 パイクカー 製作秘話 第1回へコンセンサスはなかなか得られなかった坂井直樹さん(以下・坂井) 前回は、「Be-1」の発売が日産自動車社内で了承されるまでの過程をおはなししました。清水潤さん(以下・清水) 当時の日産自動車のS副社長から製品化にむけて前向きの評価をもらえたのですが、生産にこぎつけるには、マーケットの声もきかなくてはいけません。坂井さんは、試作モデルをつくって、原宿の街角に並べてみましょうよ、とかいろいろご提案してくだ...
日産GT-R vs. ポルシェ911 カレラ S|Porsche|日産

日産GT-R vs. ポルシェ911 カレラ S|Porsche|日産

Porsche|ポルシェNissan|日産日産GT-R vs. ポルシェ911 カレラ Sイギリスの『Evo』誌は元レーシングドライバーであり、『トップ・ギア』や『フィフス・ギア』といった番組のコメンテーターとしても有名なティモシー・“ティフ”ニーデルのドライブで、2012年型日産「GT-R」と、登場間もない991型ポルシェ 「911 カレラ S」をベッドフォード オートドローム サーキットでテストし、両車のラップタイムを比べた。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)911カレラSに高評価1970年代からF3、ル・マン24時間耐久レースなどで活躍し、ドリフトやパワースライドといった豪快な走法を得意とする元レーサー、そして現在は自動車番組のコメンテーターとしてしられるティフ・ニーデルが、日産GT-Rとポルシェ911カレラSをサーキットでテストした。ターボ過給される最高出力550psのエンジン、0-100km/h加速は2.8秒という強烈なスペックを誇るGT-R...
インフィニティのプレミアムコンパクトQ30|Infiniti

インフィニティのプレミアムコンパクトQ30|Infiniti

Infiniti Q30 Concept|インフィニティ Q30 コンセプトインフィニティのプレミアムコンパクトQ30の写真公開フランクフルトモーターショーにおいてインフィニティが発表する、あたらしいプレミアムコンパクト「Q30 コンセプト」の写真が公開された。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)いままでにない、プレミアムコンパクトを標榜先日お伝えしたインフィニティのプレミアムコンパクトモデル「Q30 コンセプト」の写真が公開された。Q30コンセプトは、従来にはないプレミアムコンパクトを欲する若いユーザーをターゲットに開発されたという。そのひとつが、既存のカテゴリライズ発想への挑戦だ。クーペでもなく、ハッチバックでもなく、クロスオーバーSUVでもない、それでいて、その3つのすべてが融合されたものであり、クーペのスポーティさ、ハッチバックの広い室内、クロスオーバーSUVの高い視点を兼ねそなえる。それは、いずれもターゲットカスタマーに歓迎されるポイン...
水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る|Nissan

水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る|Nissan

Nissan GT-R|日産 GT-R水野和敏氏、GT-R 2013年モデルを語る日産「GT-R」2013年モデルの試乗会にあわせ、“ミスターGT-R”こと水野和敏氏に、渡辺敏史氏がインタービュー。デビューから5年、水野氏が訴えつづけている“日本の匠の技”はどう反映されているのか。さらには、クルマを取り巻く環境や社会のニーズも急激に変化し、あたらしい技術も次々と導入されているなか、GT-Rはどこへ向かうのか。Text by WATANABE Toshifumiマルチパフォーマンス発売当初からGT-Rは速さを追求するだけのスーパーカーではなく、さまざまな用途に使える“マルチパフォーマンス スーパーカー”であると水野氏は公言している。実際、オーナーからは水野氏の予想を超えたマルチパフォーマンスぶりを伝える声が寄せられるという。完成度は8割程度GT-Rは世界の技術トレンドリーダーであるべきだと、水野氏は強調する。それは、決してニュルのタイム表を更新するという意味ではなく、はるか先を見越し...
ダイムラー、ルノー日産、フォードが燃料電池を共同開発

ダイムラー、ルノー日産、フォードが燃料電池を共同開発

Daimler, Ford & Renault-Nissan Alliance|ルノー日産アライアンス、フォード、ダイムラーダイムラーAG、ルノー・日産アライアンス、フォードが燃料電池を共同開発ダイムラー、ルノー・日産アライアンス、フォードは、ゼロエミッションビークルの実現にむけて、燃料電池スタックおよび燃料電池システムを共同開発する。3社の市場規模をいかして、安価に燃料電池車の市販化をめざす。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)2017年の市場投入を狙うダイムラーとルノー・日産アライアンスは2010年以来協業関係にあり、パワートレインの共有や小型車の共同開発をすすめているが、2013年1月28日、ここにフォードを迎え、3社でゼロエミッションエネルギーの本命のひとつである燃料電池を開発する、という合意書に調印した。今回の合意の狙いは、3社間で共通の燃料電池スタック、および燃料電池システムを開発し、投資コストを削減すること、共通の仕様や規格を確立す...
アウディ ジャパン アンバサダーに香川真司選手が就任|Audi

アウディ ジャパン アンバサダーに香川真司選手が就任|Audi

Audi|アウディアウディ ジャパン アンバサダーにサッカー 香川真司選手が就任アウディ ジャパンのブランドアンバサダーにサッカーの香川真司選手が就任した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)サッカー場でA1があたるキャンペーンもアウディ ジャパンは、2011年からサッカー日本代表のサポーティングカンパニーであり、また、なでしこジャパン優勝の際には22台の「Audi A1」を貸与したほか、サッカー日本代表をイメージした限定モデル「Audi A1 SAMURAI BLUE Limited Edition」の発売を通じて、復興を支援する活動などもおこなっている。そのアウディ ジャパンの「ブランドアンバサダー」に、アウディブランドのコンセプト「Sporty」を体現するとして、サッカーの香川 真司選手が就任した。ザッケローニ監督、プロゴルファー 石川遼選手、上田桃子選手につづいて、今年4人目の、スポーツ業界人のアンバサダー就任となる。また、サッカーとアウディとい...
インフィニティQ50にディーゼルエンジン|Infiniti

インフィニティQ50にディーゼルエンジン|Infiniti

Ifiniti Q50|インフィニティ Q50インフィニティQ50にディーゼルエンジンデトロイトモーターショーにてワールドプレミアをかざったインフィニティ「Q50」が、ジュネーブモーターショーにて、ヨーロッパプレミアとなった。あらたに4気筒ディーゼルエンジンモデルを追加。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)F1チャンプお墨付き日産自動車が海外向けに展開している高級車ブランド、インフィニティの「Q50」が、ヨーロッパプレミアを飾った。Q50は「スカイライン」の姉妹車であり、これまで、3.7リッターV型6気筒ガソリンエンジンモデル(最高出力328ps)、3.5リッターV型6気筒エンジンに電気モーターを組みあわせたハイブリッドモデル(システム出力364ps、CO2排出量145g/km)がラインナップされてきた。今回、あらたにルノー日産とメルセデス・ベンツを擁するダイムラーとの共同開発となる、2.2リッター4気筒ターボディーゼルエンジン搭載モデルがここにくわわり...
レクサスのあらたなるスポーツクーペ「RC」に初試乗|Lexus

レクサスのあらたなるスポーツクーペ「RC」に初試乗|Lexus

Lexus RC|レクサス RC速さのみではない気持ちよさレクサスのあらたなるスポーツクーペ「RC」に初試乗世界初披露となった昨年の東京モーターショーから約1年。レクサスから待望のスポーツクーペ「RC」のプロダクションモデルがついに登場した。「SC」「LFA」、そして「IS F」の生産終了にともない最近は寂しさをも感じられたが、レクサスは今回このRCシリーズでスポーツラインに一気に攻め込む。先日、アメリカで開催された試乗会にモータージャーナリストの渡辺敏史氏に参加。そのインプレッションをお届けする。Text by WATANABE Toshifumiあらたなる「F」BMWにおける「M」と「Mスポーツ」、メルセデス・ベンツにおける「AMG」と「AMGパッケージ」と同様、レクサスでも「F」と「Fスポーツ」という2つのグレードが展開されている。その相関関係も他銘柄とおなじで、Fスポーツがカタログモデルに若干スポーティな内外装のしつらえやサスペンションチューニングを施してあるのにたいして、...
スバルBRZに試乗|SUBARU

スバルBRZに試乗|SUBARU

SUBARU BRZ|スバル BRZスバルBRZに試乗専用開発のシャシーによって実現した低重心を武器とする国産FRスポーツ、スバル「BRZ」。姉妹車であるトヨタ「86」とともに、いまもっとも気になる日本車のひとつといえるのはないだろうか。OPENERSでは、この「BRZ」に試乗する機会をえた。果たして、「BRZ」とはどんなクルマなのか? 大谷達也が分析する。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki美しい「彫りの深いクルマだ」箱根の木漏れ日を浴びながらたたずむサテンホワイト・パールのスバルBRZを眺めていて、ふとそうおもった。クーペが美しいのは、ある意味で当然のことかもしれない。居住スペースの確保に重点が置かれるサルーンとことなり、クーペではキャビンの広さにたいする優先順位が低く、スタイリングに工夫を凝らす余地が増えるからだ。けれども、日本製のクーペで“美しい”とおもえるモデルが過去にどれほどあっただろうか? 批難される...
549 件