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2020年3月24日
2022年までにグループホテルで提供する使い捨てプラスチックを全世界的に廃止|ACOOR
ACOOR|アコー
フランスのホテルグループ「アコー」が、プラスチック汚染改善への一歩を踏み出すことを宣言
フランスの大手ホテルチェーン「アコー」は、グループ内のすべてのホテルで提供する使い捨てのプラスチックアイテムを2022年末までに全面撤廃することを発表した。
Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi
ウォーターボトルやキーカードなどが、すべてプラスチック以外に代替
「ラッフルズ」「ソフィテル」「ノボテル」「イビス」などを擁し、世界的なホテルチェーンとして知られるアコーが、国連環境計画(UNEP)や世界環境機関が主導する「グローバル・ツーリズム・プラスチック・イニシアチブ」に参加し、すべての使い捨てプラスチックを廃止していく方針を明らかにした。
アコーでは、毎年1億2000万人以上の人がホテルに宿泊し、2億食以上の食事提供を行なっている。また過去25年間、サステナビリティを向上するプログラムに沿って活動してきている。今回の宣言では、これまでの取り組みに加え、2020年末までにプラスチック製トイレタリー用品とカップを撤去し、2022年末までに残りの使い捨てプラスチックアイテムを撤廃する取り組みをスタートさせる。
具体的には、一回しか使用されずに廃棄されるウォーターボトルやカップ、ランドリーバッグ、キーカードなどがアイテムごとにプラスチックに代わるものへと提案されていく予定だ。
アコーグループは、この取り組みがプラスチック汚染を改善させる重要な一歩と捉えている。セバスチャン・バザン代表取締役会長兼CEOは「今まさに、地球で起こっていることに目を向け、高い社会意識と信念をもつべきだと考えています」と、コメントしている。
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