光る球体テントや充実したアクティビティも!福岡に“泊まれる公園”がオープン|TRAVEL
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2022年3月18日

光る球体テントや充実したアクティビティも!福岡に“泊まれる公園”がオープン|TRAVEL

TRAVEL|INN THE PARK 福岡

海の中道海浜公園内に、公園一体型宿泊施設「INN THE PARK 福岡」オープン

総敷地面積350ヘクタールの広大な敷地を有する海の中道海浜公園。その公園内に、“泊まれる公園”がコンセプトの宿泊施設「INN THE PARK 福岡」がオープンした。夜に発光する球体テントや、地元食材が楽しめるレストラン、様々な体験アクティビティなども用意されており、充実した時間を過ごすことができそうだ。

Text by KODAMA Tomoko

個性的で魅力溢れる客室に、昼と夜で一変するレストラン、子供から大人まで楽しめる多種多様なアクティビティも!

「INN THE PARK 福岡」は、公園そのものが観光の目的地となる取り組み“パーク・ツーリズム”をテーマに誕生。
動物園や屋外プール、水族館、野外劇場などがあり、豊かな自然や様々なアクティビティを楽しめる国営公園として親しまれてきた海の中道海浜公園内に開業し、エリアに合わせた工夫や施設の拡充が行われた。2017年開業の静岡・沼津に続くシリーズ2施設目で、九州初の開業となる。
客室は、沼津でも大きな反響を呼んだ巨大球体テントをはじめ、全4タイプ30棟を用意。球体テントは直径6mでおよそ2階建ての建物ほどの高さがあり、夜は発光して公園内を幻想的に彩る。まるでアートのようで見ているだけで楽しめる個性豊かな客室だ。グランピングは3月~11月にオープン。直径17mのタープの中に2つのテントがあり、大人2人~8人までの宿泊に対応。他にも、壁一面の窓に海や博多の夜景が楽しめるカップルや単身者向けの小さなキャビン、大人2人〜4人の利用が可能な、お風呂付きのスイートルームがある。
食は、昼と夜で違うコンセプトを提案する施設を開設。レストランでは、昼は理想の公園の食堂をコンセプトに、サンドイッチなど親しみやすいメニューを提供。公園内で楽しめるテイクアウトメニューも充実させた。また、東京代々木のLittleNap COFFEE STAND監修のコーヒーが楽しめるコーヒースタンドも併設しており、気軽に本格的なコーヒーを味わえる。夜は、近隣の新鮮な魚介や、福岡の地の肉・野菜を中心にフランス料理をベースにしたコース料理を提供。公園の雰囲気を活かし、カジュアルながら、特別な時にも利用できるレストランとなっている。
バーベキュー
バーベキュー場では、昼は宿泊客だけでなく日帰り客も利用できる手ぶらで楽しめる本格バーベキューを。夜はフロア内にミラーボールが輝くラウンジとして、シェイカーを振れるバースタンドも併設し、夜の雰囲気を満喫できる。
加えて、体験アクティビティも豊富だ。海辺エリアには水風呂や屋外スペースも備えた開放的な温浴施設を開設。音楽の街として知られる福岡らしい体験コンテンツとして、施設を取り巻く環境や季節に基づいて選ばれたレコードをプレーヤーとともに持ち出し、好きな場所で楽しめるポータブルレコードサービスや、様々なサウンドワークショップで完成した成果物をレコードに記録して持ち帰れるサービスなども提供する。また、地元を中心としたアーティスト支援プログラムも展開。施設に何らかの作品を残すことを条件に無償で宿泊を提供(音源審査有、部屋数限定、食事は実費)する「アーティストインレジデンス」を実施するほか、アーティストへの練習場所提供なども予定している。
そして博多湾が一望できる「光と風の広場」エリア内には、巨大アスレチックタワーやホーストレッキングが楽しめる厩舎などが整備されるほか、隣接するマリーナでのクルージング、公園内の動物園・水族館・プールなど充実したアクティビティを満喫できる。
客室や食、アクティビティなど魅力溢れる“泊まれる公園”。ぜひ、足を運んでみてはいかがだろう。

インザパーク福岡

  • 所在地|福岡県福岡市東区西戸崎18-26 海の中道海浜公園「光と風の広場」内
  • アクセス|JR九州香椎線「海ノ中道」駅(公園内徒歩15分)
  • 客室数|球体テント13棟・アグランピング12棟・シーサイドキャビン3棟・スイートルーム1棟(2室)
  • その他施設|レストラン/コーヒースタンド、バーベキュー場/ラウンジ、温浴施設
  • 予約|https://www.innthepark.jp/
問い合わせ先

インザパーク福岡
Tel.092-692-7100 (電話受付時間:10:00〜17:00)
https://www.innthepark.jp/fukuoka/