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TRAVEL
2019年11月7日
[短期連載5] 建築と芸術とエンターテインメントと美食の都、シカゴへ──グルメ編|TRAVEL
スタイリッシュな空間で味わう洗練のアメリカ料理──ベルモア
インテリアの隅々までデザインの行き届いたスタイリッシュな空間で、目にも舌にも麗しい、洗練された料理を堪能できるのが、シカゴの中心ループ地区の一角にあるレストラン「ベルモア」だ。
自らの料理を、アーティスティックアメリカンと標榜するシェフのジミー・パパドプロス氏は、グルメサイト「イーターシカゴ」で2015年の年間優秀シェフに選ばれた実力者で、2017年に同店がオープンした際には、アメリカのハイエンドライフスタイル誌「ロブリポート」による「アメリカのベストニューレストラン」の1位を獲得している。ちょっとぜいたくに、特別な時間をすごしたいときに訪れたい。
著名メキシコ人シェフが手掛けたフードコート──ラテンシティ
観光でゆっくりとランチをとる時間がない。しかしファストフードでは味気ない。そんな際にぜひ訪れていただきたいのが、シカゴの中心地ループエリアにあるフードコート「ラテンシティ」だ。メキシコ人シェフのリチャード・サンドバル氏が手掛けた同店には、タコス、ハンバーガー、寿司、スイーツなどを扱う12の屋台があり、その日の気分に応じてさまざまな料理を気軽に楽しむことができるのが魅力だ。
ミシガン湖と摩天楼のパノラマビューが見所──オフショア ルーフトップ & バー
開放的なスペースで、シカゴの摩天楼と雄大なミシガン湖の絶景を独り占めしながら食事を楽しめるのが、シカゴ・シェイクスピア・シアターの記事で紹介したミシガン湖畔の複合施設、ネイビーピア3階の屋上デッキにある「オフショア ルーフトップ & バー」だ。
ガラス張りの開放的な空間と、西に摩天楼、東にミシガン湖を望む屋外ラウンジスで味わえるのは、カリフォルニア料理のパイオニアとして知られるジェレマイア・タワー氏の元で学んだマイケル・シュレーダー シェフが手掛けるモダンなアメリカ料理だ。また、ワインやシャンパンのほか、オリジナルカクテルや地元のクラフトビールなどドリンクメニューも充実している。
ここへは、夕暮れ時に訪れることをお勧めする。赤く染まった西空が、摩天楼が織りなすスカイラインのシルエットをくっきりと浮かび上がらせる様が、息をのむほど美しいからだ。
問い合わせ先
シカゴ市観光局
https://www.choosechicago.com/