ウィリアム王子&キャサリン妃も出席! 『007 スペクター』英国ロイヤル・プレミア開催|特集
特集|ウィリアム王子&キャサリン妃の姿も!
『007 スペクター』英国ロイヤル・プレミアに豪華セレブが集結
去る10月26日(日本時間27日)、イギリス王室にもゆかりの深い「ロイヤル・アルバート・ホール」で、『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のロイヤル・プレミアが開催された。会場にはダニエル・クレイグらキャスト陣にくわえ、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻、さらにヘンリー王子が登場。世界最速となるお披露目の場に華を添えた。
Text by TANAKA Junko (OPENERS)
王子たちとスターの華やかな共演
最初にファンの前にあらわれたのは、黒いタキシードに身を包んだダニエル・クレイグ。会場に詰めかけたファンの歓声に応え、つぎつぎとサインをしてまわった。本作をもってボンド役を引退すると噂されるクレイグは「すばらしい人びとの途方もないハードワークによって、この映画は完成した。だからこそ今夜は特別なんだ。エキサイティングな映画をつくったと感じているし、とても誇りにおもっているから、みなさんに見ていただけるのが待ちきれないよ」とコメント。役柄さながらに、セクシーな衣装で登場したボンドガールのレア・セドゥ、モニカ・ベルッチとともにフォトセッションに応じた。
つづいて、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻、ヘンリー王子が姿を見せると、ファンの盛り上がりは最高潮に。夫妻はクレイグとも固い握手を交わし、最新作の公開を祝福した。ちなみにイギリス王室からの臨席は、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)でのエリザベス女王陛下、『007 慰めの報酬』(2008年)でのウィリアム王子とヘンリー王子、『007 スカイフォール』(2012年)でのチャールズ皇太子とカミラ夫人につづいて4作連続。
この日、イギリスでは一般公開も同時にスタート。プレミアと一般公開が同時にはじまるのはこれがはじめてのこと。監督のサム・メンデスはBBCの取材に応じ、「ロイヤル・プレミアを開くのと同時に、イギリス中の映画館が満員になっているかとおもうと、すばらしい気分だ」とよろこんだ。
日本からも本作の公式アンバサダーに就任した、くりぃむしちゅーの有田哲平がかけつけ、大興奮でレッドカーペットに登場。“ダニエル・クレイグ版ボンド”の大ファンだという有田は「これは最高傑作だとおもいます。いままでの『007』シリーズの作品とくらべて、迫力というか、スケール感が一番大きかったですね」と感想を語った。
シリーズ24作目となる『007 スペクター』。日本では11月27日(金)から29日(日)に先行上映、12月4日(金)から一般公開される。