与那国島の黒糖の個性を引き出した、沖縄のラムづくりプロジェクトチーム「ONERUM」による新作限定ラム|EAT
LOUNGE / EAT
2022年1月3日

与那国島の黒糖の個性を引き出した、沖縄のラムづくりプロジェクトチーム「ONERUM」による新作限定ラム|EAT

EAT|瑞穂酒造

与那国島産の黒糖を使った「ヨナグニ アイランドラム」の特別版を先行リリース

沖縄の酒造所、瑞穂酒造は泡盛の技術を再構築し、沖縄・与那国島のさとうきびのみを主原料とした「YONAGUNI ISLAND RUM(ヨナグニ アイランドラム)」を開発。計800本限定で発売する。販売スケジュールは、与那国島の伝統工芸品であるクバ巻きを施した特別版を2021年12月22日(水)から先行発売し、2022年1月20日(木)からはレギュラー製品が発売される。

Text by YANAKA Tomomi

和菓子のような甘く香ばしい風味にハーブなどのフレッシュなニュアンスをプラス

170年あまりの歴史の中で、先人から受け継がれてきたフロンティアスピリッツのもと、人や自然、微生物と共生しながら酒造りを続けてきた瑞穂酒造。
2020年11月には、生産農家や大学、研究機関などとともに、沖縄の伝統的素材さとうきびを主原料とした“ラム”をつくるプロジェクトチーム「ONERUM(ワンラム)」を結成した。
このプロジェクトでは、製糖所のある沖縄の離島8島の風土や生産方法の違いから生まれる黒糖に着目。シングルアイランドシリーズ、ブレンデッドアイランズシリーズ、ワンアイランドシリーズの3種類のシリーズを展開している。
今回「ワンラム」の第2弾としてリリースされるのは、離島の黒糖の個性を引き出したシングルアイランドシリーズとなる「ヨナグニ アイランドラム」。
与那国島は沖縄本島から南西に約500km、晴れた日には台湾の山々を見ることができるという日本最西端の島だ。この与那国島の黒糖から生まれた「ヨナグニ アイランドラム」は、きな粉餅や羊かんを連想させる、和菓子のように繊細な甘く香ばしい風味に、ほんのりハーブや柑橘類のフレッシュなニュアンスを感じさせる味わいが特徴。グラスに注いだ瞬間から時間の経過で変わる風味もこのラムの魅力のひとつだ。
ストレートはもちろん、シンプルなソーダ割りでもおいしく仕上がり、小さくカットした羊かんとのペアリングは非常に相性がいいものに。黒糖由来の個性がありつつ、カクテルにも利用しやすいラムとなった。
牧草地で自由に群れを成す与那国馬が描かれた「ヨナグニ アイランドラム」。与那国島に由来した香りや味わいを自由に楽しんでみたい。

YONAGUNI ISLAND RUM

  • アルコール分|40%
  • 内容量|500ml
  • 原材料|黒糖
  • 酵母|沖縄県本部町の桜から分離したさくら酵母
  • 生産本数|計800本(クバ巻100本、レギュラー700本)
  • 発売日|<クバ巻>2021年12月22日(水)
  •     <レギュラー>2022年1月20日(木)
  • 価格|3520円(税込)
問い合わせ先

瑞穂酒造
Tel.098-885-012
https://www.mizuhoshuzo.co.jp/company-info.html