食い倒れの街をグラマラスに表現。食通を唸らす「W大阪」のレストランはこちら!|EAT
LOUNGE / EAT
2021年6月30日

食い倒れの街をグラマラスに表現。食通を唸らす「W大阪」のレストランはこちら!|EAT

EAT|W大阪

一筋縄では行かないサプライズがぎっしり! 訪れたら元気になれる6つのレストラン

2021年3月に開業した「W大阪」は、今、日本で最もグラマラスなホテルのひとつ。折り紙にインスパイアされたエントランストンネル、フロントのある3階では、道頓堀に見るネオンサインから着想を得たライトが輝き、漫才用マイクステージやDJブースも設置。「W」のコンセプトである多様性を表した、オリジナルのこけしも目を引きます。さらに日本で唯一という、DJブースを備えた客室も! という具合に「W大阪」は話題の宝庫。ご紹介したいトピックスは尽きませんが、この記事では同ホテルの“食”にフォーカスします。大胆さとウイットに富んだ「W大阪」は“食”の観点でもグラマラス。なんてったって大阪は、食い倒れの街。飲食にも気合が入っています。

Photographs by OHTAKI Kaku|Text by HASEGAWA Aya|Edit by TSUCHIDA Takashi

さまざまなスイッチを押してくれる「大人の遊び場」

ホテル内に料飲施設は6つ。1階には「鉄板焼MYDO」と、ピエール・エルメとコラボしたパティスリー「MIXup(ミックスアップ)」が。3階に位置する、ソーシャルハブでもある「LIVING ROOM(リビングルーム)」、オールデイダイニングでもあるブラッセリー「Oh.lala...(オーララ)」があります。そのほか、紹介制の江戸前鮨「鮨 うき世」、プールに隣接するバー「WET BAR(ウェットバー)」と、なかなかの充実ぶりです。
鉄板焼MYDO
MIXup
LIVING ROOM
Oh.lala...
・鮨 うき世(※紹介制)
・WET BAR
まずは、朝食からランチ、ディナーまで利用できるオールデイダイニングの役割を担っている、ブラッセリー「Oh.lala...(オーララ)」。ミシュラン二つ星、2021年版アジアのベストレストラン50で8位に輝いた、大阪を代表するフレンチ「La Cime(ラ・シーム)」のオーナーシェフの高田裕介氏が料理の監修を手掛けるということで、食いしん坊たちの間では開店前から話題を呼んでいました。
同レストラン料理長の緒方くも氏が大切にしているのは、「遊び心溢れるおいしい料理を提供すること」。高田シェフも、料理のジャンルにこだわらず、美味しい素材、料理を提案してくれるそうです。ブラッセリーを謳いながらも、フランスに影響を受けた北アフリカや中東、東南アジアのエッセンスまで感じられる料理は“大阪商人の遊び心”をテーマに掲げる「W大阪」の面目躍如といったところです。
なるほどタジンを使ったメニューがあったり、前菜には「アスパラガス・キウイの漬物・ホタテシャーベット」なんてメニューも。これ、グリルしたアスパラに、キウイの漬物とセロリをあわせ、凍らせたホタテを削っているのですが、ひと言でいえば“フランス風キムチ”。野菜の味がしっかりと感じられ、身も心もシャッキリします。他にも和牛のランプとおかひじきを組み合わせるなど「え、どういうこと?」と、思わず二度見したくなるようなメニューが並びます。
「焼きサラダ」火入れによって、野菜本来の甘み旨味を引き出した新感覚サラダ。
野菜料理が充実しているのも自慢。コースのメイン料理は、肉、魚のほか、野菜を使った料理も選べるようになっています。野菜を煮詰めて作ったドレッシングでいただく「焼きサラダ」も同店のシグニチャーのひとつです。
Oh.lala...
営業時間|ブレックファスト7:30AM〜10:30AM ランチ11:30AM〜3:00PM(L.O.2:00PM) ディナー5:00PM〜8:00PM(L.O.6:00PM ※ドリンクL.O.7:00PM)
場所|W大阪3F
席数|160席
電話|06-6484-5812
URL|https://ohlala.wosaka.com
白、黒、青を基調にところどころドットを配した内装は、ホテルのオールデイダイニングのイメージを小気味よく裏切ってくれます。高さ4.5mの大きな窓の向こうに広がる御堂筋の景色も魅力。銀杏が色づく秋はさらにセクシーさを増しそうです。
肩肘張らずに食というエンターテインメントを楽しんでほしいと、背の高すぎないグラスを用意するなどの配慮も。「意外と作るの、大変なんです」という声が漏れ聞こえてきた、ニコちゃんマークのバターも必見。シャンパンラバーを公言するGM(ジェネラルマネージャー)肝煎りの「W大阪」オリジナルラベルのシャンパーニュもぜひご賞味を。
LIVING ROOM
営業時間|11:30AM〜8:00AM(L.O.7:00PM)
場所|W大阪3F
席数|184席(個室35席含む)
電話|06-6484-5812
URL|https://livingroom.wosaka.com
※6:00PM以降、1650円/人のミュージックチャージ。6:00PM以降は15歳以下のお子様利用不可
中央に見えるのが、スタンドマイク。その脇の大きなトランジスターラジオがDJブースになっている。
同じく3階の「LIVING ROOM(リビングルーム)」は、多くの人々が行き交い、新しいカルチャーが生まれるソーシャルハブとして位置付けられています。真紅のDJブースとステージ、バーカウンターを設けたこちらの空間は、お茶を楽しむも良し、「W大阪」が誇るオリジナルカクテルを試すも良し。「W大阪」の建物を約300分の1スケール(約40㎝)で再現した特注ボックスでサーブされるアフタヌーンティーも大人気です。そして、春夏時期は、シーシャも楽しめるオープンエアのテラス席もおすすめ。
鉄板焼MYDO
営業時間|ランチ11:30AM〜3:00PM(L.O.2:00PM) ディナー5:00PM〜8:00PM(L.O.7:00PM)
場所|W大阪1F
席数|38席(個室8席含む)
電話|06-6484-5812
URL|https://mydo.wosaka.com
MYDO個室スペースにも黒田 征太郎氏のたくさんの絵画作品が並ぶ。
店名からインパクト大の鉄板焼「MYDO(まいど)」も気になるところ。1階、路面沿いに位置するデザインは、大阪出身のインテリアデザイナー森田恭通氏が担当。同じく大阪出身のアーティスト黒田 征太郎氏が、Love & Peaceの想いを込め、障子に見立てた全長約40メートルのデザインパネルに、フリーハンドでアートワークを施しました。写真でもお分かりいただけると思いますが、笑っちゃうくらいゴージャスです。なんの根拠もありませんが、この空間に身を置くだけで運気が上がりそうな気が(笑)。
MYDO店舗内には、3エリアに分かれたカウンターと個室を用意。ブランド牛の鉄板焼のほか、お好み焼きやナポリタンなどのカジュアルな料理をスタイリッシュにアレンジした料理や、鉄板を使用した割烹料理がエリアごとにいただけます。さあ、どこから攻めましょうか。
MIXup
営業時間|11:30AM〜6:00PM(L.O.5:30PM)
場所|W大阪1F
席数|34席
電話|06-6484-5812
URL|https://mixup.wosaka.com
御堂筋沿いには、パティスリー「MIXup(ミックスアップ)」があります。“ごちゃ混ぜに”と名付けられた同店は、「W大阪」とピエール・エルメ・パリがタッグを組んだアート・ペストリーバー。ファンタジー映画に出てきそうなポップな空間と、オープンキッチンが特徴です。5月末からは、パティシエがゲストの目の前で仕上げるできたてのスイーツが、コース仕立てでいただける、デザートコース「CHEEKY(チーキー)」が登場しています。
WET BAR
営業時間|季節限定営業
場所|W大阪4F
席数|45席
電話|06-6484-5812
また、プールの横に位置するバー「WET DECK&BAR(ウェットデッキ&バー)」もめちゃくちゃセクシーです。大阪の空と一体化できるデッキエリアや、水着で座れるチェアを配したバーカウンターなど、思い思いの場所でくつろぐことができます。心斎橋のど真ん中にいながら、リゾートムードむんむんです。
さまざまなスイッチを押してくれる「大人の遊び場」で、クリエイティビティを解き放つ、究極の食体験はいかがでしょう? “来たら元気になれる”という「W大阪」のフィロソフィーを実感できるはずです。
問い合わせ先

W大阪
wosaka.com

                      
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