EAT|「The Masters of Photographyマリオ・テスティーノ エディション」 ローンチイベント
EAT|「The Masters of Photographyマリオ・テスティーノ エディション」
ローンチイベント
「ザ・マッカラン」が究極のラグジュアリーである理由(1)
「The Masters of Photographyマリオ・テスティーノ エディション」の日本上陸を記念したイベントが10月10日、アンダーズ東京の52階、ルーフトップにておこなわれた。「ザ・マッカラン」ブランドの総責任者であるKen氏と女優の菊地凛子さんへのインタビューと併せて、ファッションフォトグラファーのマリオ・テスティーノ氏も登場したパーティ風景を紹介する。
Text by ITO Yuji(OPENERS)
ファッションとシングルモルトの融合
「The Master of Photography(以下MOP)」はこれまでアニー・リーボヴィッツやエリオット・アーウィットといった、名だたる写真家たちとのコラボレーションによって、これまで4つのエディションが販売された。
その5作目となる今回は、世界的なファッションフォトグラファー、マリオ・テスティーノ氏が手掛けたもので、「The Masters of Photographyマリオ・テスティーノ エディション」が80セット限定で販売される。
そのローンチを記念したイベントがおこなわれたのは、アンダーズ東京の52階。会場にはファッション業界人にくわえ、セレブリティやモデルなどの姿も数多く見られ、すべての人びとの手元には「ザ・マッカラン」を使ったカクテルやオン・ザ・ロックスタイルのグラスが握られていた。
イベントではブラックカーペットから登場した、マリオ・テスティーノ氏と菊地凛子さんのフォトセッションに続き、「ザ・マッカラン」ブランドの総責任者であるKen氏がくわわりトークセッションもおこなわれ、MOPのためにつくられたショートムービーも公開。あらたな東京のランドマークで「ザ・マッカラン」らしさに満ちた“ウルトラ・ラグジュアリー”な一夜となった。
「ザ・マッカラン」ブランドの総責任者が語る、特別な味わい
イベント当日、インタビューに対応してくれたのは、「ザ・マッカラン」ブランドの総責任者であるKen氏。“シングルモルトのロールスロイス”と評される、自身のブランドのウイスキーの魅力について語ってもらった。
「ザ・マッカランはほかのウイスキーとは一線を画する位置づけにあります。その理由はハンドクラフトで伝統的な手法を継承し、高いクオリティを維持している、手づくりのウイスキーである、ということが挙げられます。
そのザ・マッカランの個性となっているのがシェリー樽です。世界で取引されるシェリー樽のうち、約95%は当社が買っていることからもわかるように、それだけフレーバーに重きを置いてウイスキーをつくっています。
もともとザ・マッカランは製造工程において、6ピラーズ(柱)というつくりのこだわりをもっています。それが“イースターエルキーハウス”“ユニークな小型蒸溜器”“厳選されたニュー・スピリッツ”“樽へのこだわり”“無着色”“比類なき職人魂”というもの。この6ピラーズにちなんで、今回のMOPはつくられました。
今回6ピラーズは、マリオ・テスティーノ氏が撮影した写真にある6人の個性からインスピレーションを受けて、6つの原酒をヴァッティングしています。2000年の66番、2001年の666番、2003年の66番、1998年の6番、1996年の1万26番、1997年の6番というように、カスクナンバーにもすべて“6”が入っています。
原酒にはそれぞれ、ザ・マッカランのオリジンを感じさせること、ミステリアス、シトラスのようなスピリッツの爽やかさ、スパイシーでリッチな樽香、美しい天然色、バランスの良さといったキーワードが与えられており、それはまさに“ウルトラ・ラグジュアリー”と呼ぶにふさわしい味わいとなっています。
私自身は、ザ・マッカラン18年を毎日飲んでいますが、特に日本のバーで飲む一杯は格別です。丁寧な仕事をするバーテンダーがアイス・ボールを削り出し、それをオン・ザ・ロックスタイルで飲むのが好きですね。しっかりと冷えながらも、溶けにくいという特性がザ・マッカランの味を引き立ててくれるのです。
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「ザ・マッカラン」が究極のラグジュアリーである理由(2)
女優、菊地凛子さんが語る“私とウイスキー”
今回、菊地凛子さんへのインタビューを通じて感じたのは、実にウイスキー通な飲み方を知っている人、という印象。それは、特別なシングルモルトを飲んだことがある、というだけではなく、ウイスキーを通じた魅力的な時間の過ごし方を知っている大人、というものだった。
「私が10代のころ、ウイスキーというものに対するイメージは紳士的なお酒というものでした。それが、自分で飲むようになってからは、静かな時間を過ごすためのお酒という認識に変わりましたね。身近な人と美しい時間をともにしたいときに飲む。それがシングルモルトに対するイメージです。
なかでもザ・マッカランは品やロマン、歴史といったものを感じさせるウイスキー。そして、先ほどのKenさんのお話にも出てきたMOPに対する考え方もポエティックで、ワインとは違うユニークさだったり、ヴィンテージの楽しみ方がある、それがザ・マッカランの魅力につながっていると思います。
私自身、シングルモルトというお酒をはじめて飲んだのが、ザ・マッカランで、とても上品な味だったことを覚えています。それに、バーテンダーさんのボトルの扱いも丁寧ですし、置かれている場所も目に付く高いところだったりするので、それがザ・マッカランのポジショニングを表しているのではないでしょうか。
いつもバーではオン・ザ・ロックなどが多いですが、オールド・ヴィンテージやレアなシングルモルトを飲むときはストレートでいただくこともあります。飲む相手は目上の人や友人などさまざまですが、いつも共通しているのは、時間とともにウイスキーの味を静かに愛でるということ。大事な人と過ごすときには大事なウイスキーが欠かせない存在でもあるのです」
ザ・マッカラン 公式サイト
http://www.suntory.co.jp/whisky/macallan/
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