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2015年6月22日
EAT|伝統と創造性が融合したスペインのデザートを堪能
EAT|伝統と創造性が融合したスペインのデザートを堪能
小笠原伯爵邸、スペインから期間限定でペストリーシェフが来日
かつて伯爵が暮らしたスパニッシュ様式の洋館を修復し、2002年にレストランとして生まれ変わった「小笠原伯爵邸」。10月2日(木)から12月10日(水)までの期間限定で、ゲストパティシエとしてロジャー・カマ・ダルマウ氏を招き、オリジナルメニューを展開する。
Text by KUROMIYA Yuzu
日本の旬を取り入れたオリジナルデザート
バルセロナ出身のロジャー・カマ・ダルマウ氏は、果物商である父のもと、幼少の頃からスペインの新鮮なフルーツに囲まれて育つ。料理学校卒業後は、Cal IsidreやPollen street Socialなどバルセロナやロンドンの数々の星付きレストランで修業を積み、2013年7月よりロンドンにある「Little Social」のヘッドペストリーシェフに就任した。
「Little Social」のヘッドペストリーシェフ、ロジャー・カマ・ダルマウ氏
ロジャー・カマ・ダルマウ氏がデザート作りにおいて大切にしていることは、自分が居る場所の季節のフルーツや野菜を使用すること。そして味の組み合わせにはすべて理由と意味をもたせることだという。そんな彼が生み出すデザートは、余計な飾りはつけず、食材のすべてを美しく最後まで楽しめるのが特徴だ。
今回は、日本の旬をふんだんに取り入れたオリジナリティあふれるデザートを用意。スペインの伝統を継承しながらも創造性に富んだ逸品が堪能できる。
また、期間中はレストランだけでなく併設するカフェのスイーツも担当。バルセロナの高級住宅街にあるミシュラン一ツ星レストラン「ネイシェル」時代をともに過ごした、小笠原伯爵邸の料理長、ゴンサロ・アルバレスとの特別なコラボレーションメニューが楽しめる。