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2015年1月29日
EAT|21世紀初のヴィンテージシャンパーニュ「サロン2002」が日本上陸
EAT|“幻のシャンパーニュ”を贈りだすメゾン「サロン」
21世紀初のヴィンテージシャンパーニュ「サロン2002」が日本上陸
フランスのシャンパーニュメゾン「サロン」。新作のヴィンテージシャンパーニュ「サロン2002」が、4月下旬から日本でも発売される。
Text by YANAKA Tomomi
オーケストラのように複雑に絡み合った雑味のないアロマ
1900年代初頭、フランスのシャンパーニュ地方で誕生したサロン。原料となるブドウが不作だった年には生産を見合わせ、上質なものが収穫できる年だけ、もっとも品質のいいシャルドネの一番絞り果汁のみを使ってシャンパーニュをつくることで知られている。そのため、創業からこれまでに世に送りだされたシャンパーニュは30数回のみという希少性の高さから“幻のシャンパーニュ”との異名をとるほど。
また、一般的なシャンパーニュの熟成期間は約3年であるのに対し、サロンは約10年もの歳月をかけて熟成。そして、「サロン2002」は、21世紀における記念すべきファーストヴィンテージとなった。
長い時間をかけて生み出された、深みのある黄金色のシャンパーニュは、いきいきとした香りを放ち、口に含むとオレンジの花や、柑橘系果実のコンフィといったオーケストラのように複雑に絡み合った雑味のないアロマが広がるという。
当たり年といわれる2002年のシャンパーニュを極めた「サロン2002」。存分な愛情がかけられ、力強く、それでいて繊細な味わい、エレガントな泡をもつシャンパーニュは、語り継がれるであろう逸品だ。