EAT|東京の老舗酒舗が送るフルーティーな純米大吟醸「笑酒来福」
EAT|音楽業界のカリスマアートディレクター信藤三雄がデザイン
東京の老舗酒舗が送るフルーティーな純米大吟醸「笑酒来福」
東京の老舗酒舗(さかや)豊島屋本店と、シェフ松嶋啓介氏が発起人を務め、食とアートの融合によりあらたな価値を提案する「+ART CLUB」、日本文化の魅力を発信する「ジャパントラディショナルカルチャーラボ」がコラボ! アートディレクター、信藤三雄氏やデザインを手がけた純米大吟醸「笑酒来福(しょうしゅらいふく)」が発売された。
Text by YANAKA Tomomi
フルーティーな香りと軽やかな飲み心地
慶長元年(1596年)にいまの東京都千代田区に創業し、400年以上にわたり日本酒を販売してきた豊島屋本店。現在、酒蔵は東京西部の東村山市にあり、地下150メートルの井戸からくみ上げた富士山の伏流水を仕込み水としてもちい、数多くの名酒を生み出してきた。
そして「若い世代や海外のひとたちにも日本酒の魅力を届け、あたらしい楽しみ方を提案したい」という豊島屋本店と、2006年に28歳という若さでミシュラン一ツ星を獲得した“若き天才シェフ”松嶋啓介氏率いる「+ART CLUB」、さらに日本文化にかかわる企画やプロデュースをおこなう「ジャパントラディショナルカルチャーラボ」とのタッグが実現。デザイナーには、数々のCDのジャケットデザインなどを手がけてきたアートディレクターの信藤三雄氏が迎えられた。
信藤氏は、松任谷由実のジャケットデザインを機に、ピチカート・ファイヴやMr.Children、サザンオールスターズなど、これまでに1000以上ものジャケットデザインを担当。“シブヤ系”音楽を支えてきた人物としても知られている。
そんな信藤氏とともに、共同開発チームは豊島屋本店の酒蔵を訪問。さまざまな日本酒を試飲し議論を重ね、アルコール度数が比較的低く、フルーティーな香りと軽やかな飲み心地が特徴の「笑酒来福」にたどり着いた。
若い世代や女性にも飲みやすく、さまざまな料理との相性も楽しめるという「笑酒来福」。このお酒を起点として“笑い”が生まれ、“福”が来ることに願いを込めたという純米大吟醸は、ホームパーティの手土産や気の利いたギフトにも喜ばれそうだ。
「笑酒来福(SHOSHU RAIFUKU)」
酒別│純米大吟醸
アルコール分│13度以上14度未満
精米歩合│50パーセント
日本酒度│+1
容量│500ml
価格│2625円
http://www.toshimaya.co.jp/
豊島屋本店
Tel. 03-3293-9111